とある理系院生のブログ

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理系大学院生の僕が、就活や研究生活を通して得られたことや考えていることなどを記事にしていきます!

就活で志望業界を絞りすぎてはいけない理由! ~内定ゼロを避けよう~

こんにちは!

理系大学院生のたけし(@takecha11)です!

 

~自己紹介~

僕は就活で大手化学メーカーを中心に受けて、合計5社から内定を頂くことができました!

自分の就活実績や就活観については以下の記事で詳しく書いております。

 

chem-diary.hateblo.jp

 

 

さて今回は、これから本格的に就活を始める理系院生向けの記事になります!

 

理系院生の就活において、志望業界を絞りすぎるのは危険!ということをお伝えしていきたいと思います。

 

 

理系就活において、

「業界研究とかめんどくさいからとりあえず専攻分野の業界でいいや。」

なんて考えていると、就活終盤で間違いなく後悔します。

 

業界を一本に絞って勝負することは効率がいいようにも思えますが、実は危険です。

就活後半になって焦らないように、志望業界を絞りすぎない方が良いです!

 

 

その理由は、以下の三つです。

 

視野が狭くなる

就活は、一生に一度の社会を広く知れる良い機会です。

この機会を逃すのは非常にもったいない!

各企業の工場などを見学できるのはこの時期だけですよ。就活生だからサービスしてくれるんです。

学べることが本当にたくさんあると思います。

 

就活を通して社会のことを広く勉強する経験は、自分の財産になります。

そしてその経験は、就活における戦闘力に繋がるのです!

 

就活を乗り越えた後も、幅広く業界研究をしていた経験がいろんな場面できっと役に立ちます。

 

就活前の段階では自分の可能性は無限大です。

思考停止で専攻分野に合わせて業界を定めるのではなく、しっかりと考え抜いて、将来の自分に恥じぬような選択をしましょう!

 

さらに、就活でよくある質問として「なぜ〇〇業界を志望しているのですか?」という質問があります(結構聞かれた)。

この時に説得力を持って答えるためには、まずは他業界との比較が大事であります。

 

その時の回答としては、まず自分の就活の軸を述べて、それは他の業界でも成し遂げることはできそうだが、私はこの業界でこのような経験を通して成し遂げていきたい。というように繋げていけば、かなり説得力のあるものになるでしょう。

合格にぐっと近づくはずです。

 

 

色んな業界を研究することによって視野を広げ、自己分析によって自分を見つめる

そしてそれらを組み合わせて志望理由を語る。

これが面接の基本姿勢になります。

 

 

自分の「できる」と企業の「求める」は違う

理系だから自分の専攻を活かせば大丈夫という甘い考えは捨てた方が良いです。

いくら研究能力が高くても、落ちるときは落ちます。様々な理由で。

 

その理由は、就活には「相性」というものがあるからです。

厄介ですよねぇ~笑

 

自分の志望度が高くても、相手企業に自分が合わないと判断されたら採用はされません。

いわゆる「片思い」パターンです。悲しいよ。

 

そしてその時に、業界を一本に絞っていた人は他の業界を見ようとしてもモチベーションが上がりません

すぐには他の女を好きになれないよ。

 

さらに就活が終盤に近付くにつれて焦り、そこから悪循環が始まってしまうのです。

売れ残り同士でくっつくなんて嫌だよ。

 

 

就活においては、「自分の志望している業界に合わない」というのはよくある話です。

逆に、意外に自分に合う業界もあるかもしれません。

 

その業界に合うか合わないかは、その業界で働いている面接官に判断してもらうしかないんです!

 

自分で判断する前に、とりあえず幅広く業界研究をしてみましょう!

将来、救われるかもしれませんよ。

 

 

自分の興味は簡単に移り変わる

質問です。

あなたは10年前、今の専攻分野が好きでしたか?

 

僕は化学なんて全く興味ありませんでしたね。

10年前は英語教師になりたかった。笑

 

何が言いたいかというと、たかが数年の大学での専攻で将来を決めるのは危険です。

今の研究が楽しいからと言って、将来も楽しんでやれるかは分かりません。

 

それよりは、将来伸びそうな業界や、追い風が吹きそうな業界に身を置く方が賢い選択だと僕は思います。

どんなに個人の能力が高くても、時代の流れには逆らえないからです。

 

逆に、能力が低くても、大きい川の流れに乗れば楽に泳げるんです。笑

 

さらに、入社後に「これ思ってた仕事と違う、、、」と絶望することもあるかもしれません。

化学研究が好きで化学メーカーにきたのに、工場で肉体労働じゃん。涼しい研究所でフラスコ振りてぇよ、、みたいな感じです。

 

その時にはもう手遅れになってしまいます。

業界研究を怠った自分を責めるしかありません。

 

 

そういう意味でも、自分の専攻分野だからといって業界を絞りすぎることはリスクが伴うと考えられます。

 

しっかりと将来を自分なりに予測して判断するべきだと思います!

 

具体的な行動としては、一回IT業界などを覗いてみることをおすすめします!

逆に、斜陽産業となりそうな業界を覗くのも良いかもしれません。

とにかく行動しましょう。

 

色々と長くなりましたが、以上をまとまると、

 

・視野が狭くなる

・相性が合わない可能性がある

・自分の興味は移り変わっていく

 

という理由から、「志望業界の絞りすぎは危険」というお話でした!

 

 

~この記事を見た後の具体的な行動アドバイス

まずは色んな業界、職種を調べてみましょう。

そして色んな業界を知ったうえで、やっぱり化学業界が面白そうなら化学で良いし、なんとなくIT業界面白そうだな、などと感じたら思い切ってインターンに申し込んだりしましょう!

 

間違いなく言えることは、化学業界だけでなく他の業界についても詳しい人は、就活戦線でかなり力を発揮します!無双できるでしょう。

 

 

ということで、最後までご覧いただきありがとうございました~!

 

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