理系は就活と研究どっちを優先すべきか? ~就活を優先すべき理由~
ご無沙汰しております。理系大学院生のたけし(@takecha11)です。
詳しい自己紹介は以下の記事をご覧ください。
研究で忙しく、なかなか更新できておりませんでしたが、久々の投稿です!
まとまった時間を取り、考えを整理しながらブログを書くのはなかなか良いものですね。
今後も地道に習慣付けていきたいと思います!
さて今日は、「研究と就活、どちらを優先すべきか問題」について切り込んでいきたいと思います!
就活を控えている理系院生はこの葛藤に苦しむ人も多いのではないでしょうか?
この問題に対して僕は、「どちらも頑張りましょう」なんてぬるいことは言いません。
実験の合間でESを書いたりしましょう?
そんな片手間で質の高いESは書けません。
僕の個人的な考えでは、
どちらも頑張っていたらどちらも成し遂げられない
とさえ考えています。
僕の考えを、ズバリ言います。
僕は圧倒的に「就活を優先すべき」だと考えています。
僕がそう考える理由は、主に以下の三つです。
就活は自分の人生、自分以外助けてくれない
これが一番大きな理由ですね。
就活は人生で最も大事な分岐点であると思います。
今後のキャリアの一歩目を踏み出す際に、深く考えずに就職先を決めるのは非常にもったいない!
それに、極端な話、研究って最終的には何とかなりますよね。笑
(本当は良くないことですけど、先輩や教員が何とかしてくれます、修士までは。)
一方で、就活は、自分以外誰も助けてくれないんですね。
自分がやるしかない。
先輩が代わりに面接に行ってはくれないんですよ。
教授はESの書き方すら知らない。
だから、自分が主体的に情報を集めて、徹底的にやるしかない。
研究とは違って、すべてが自分次第なんですね。
就活は、やった分だけ良い結果が得られます。
決して手を抜かずに頑張りましょう!
就活は人生における最大の投資
「就活とは人生の投資!」(『インベスターZ』第5巻credit.36より)
これ、聞いたことありませんか?
僕が大好きな漫画で出てきた名言の一つです。
自分が生涯年収3億円稼ぐとして、その労働力という資本をどこに投資するのか。
大事だと思いませんか?
徹底的に深く考え抜くべきだと僕は思います。
今後数十年間の人生を捧げる会社を決めるのにインターンなどに行かずして数か月で決めちゃっていいの?と思います。
今後40年の人生が大きく変わります。
転職を視野に入れているとしても、ファーストキャリアをどう踏み出すかはかなり大事です。
色んな角度から会社を知りましょう。
そして広く社会を知りましょう。
就活に全力で励むことで、社会人になって辛い時に踏ん張れる!
私たちはいずれ社会人になります。
そして世の中の理不尽なことに直面することでしょう。
就活で頑張った経験がある人は、そのときに逃げ出さずに踏ん張ることができます。
自分が決めた道だからもう少し頑張ってみよう、と思えますよね。
逆に、適当に就活して入社してしまうと、すぐに会社を辞めてしまう場合が多いのではないでしょうか。
そして転職先でも評価されずにまた転職を繰り返す、、、悪循環です。
それを防ぐためにも、新卒時に全力で就活に励むべきであります。
もちろん、現段階ではどの会社が良いのかなんて誰にも分かりません。
全力で取り組んでも入社後に合わなくて辞める人もいると思います。
自分に合うか合わないかは入ってみないと分かりませんし、その会社が今後どうなるのかも誰にも分かりません。
とはいえ、自分なりに自己分析をして、どの会社が自分に合うのかを必死に考え抜いたり、付け焼刃の会計知識で必死に財務分析をしたりして企業を選ぶ経験は、きっと後々役に立ってくると思います。
この経験こそが宝だと僕は考えます。
その大事な経験とともに、社会人の一歩目を踏み出すイメージですね。
将来きっとあなたを支えてくれると思います。
~まとめ~
以上の理由から、就活生にとっては、就活を全力ですることが何よりも大切です。
「理系は1社推薦で受けてあとは2,3社だけ保険として受けておけばいい」
という人もいましたが、本当にそれでよいのか、と僕は思いました。
研究を言い訳にして就活から逃げてはいけません。
そうやって後悔している友人を何人か見てきました。
とにかく就活に全力を尽くすべき。
繰り返しになりますが、これが僕の考えです。
それは冷静に考えると分かるはずです。
研究をいくら頑張って論文を書いてもそれで飯を食っていくわけではありませんよね。
もちろん研究で成果を出すことで自己肯定感が増大して、幸せになれるとは思います。
しかし、研究ばかりするせいで就活を疎かにして、今後数十年間過ごすであろう企業を適当に決めるのは怖くありませんか。
数年の研究と、数十年の社会人生活、どちらが自分にとって重要でしょうか。
大局観を持って考えれば、おのずと答えが導かれるはずです。
僕は以前の記事(以下参照)で、研究をしっかりやっていれば就活は大体うまくいくと述べました。
今でもそれは間違いないと思っています。
なぜなら、技術職の場合は面接のほとんどが研究の話だから。
ただ、あくまでもそれは就活以外の時間でするべきものであると考えています。
就活始める前とか、就活終わった後とか。
その期間中は全力で研究することが就活対策にもなります。
もちろん僕もそうしてきました。
しかし、就活期間中に就活を放り投げてでも研究に勤しむことは絶対にお勧めしません。
とにかく、研究ももちろん大事ですが、就活をやるときはやる!という感じでメリハリをつけて、
後悔のないように全力で就活に励むべき
だと僕は思います。
僕は数年後に自分の就活を振り返って、どう考えるでしょうか。
その時になってみないと分かりません。
ただ、今の段階では満足しています。
その証拠に今このようにいけしゃあしゃあとブログで語っています。笑
最後に、僕の好きな言葉を紹介します。
「顧みて 恥じることない 足跡を」
この言葉を胸に、今日も一歩ずつ前進していきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた。
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