【必見!】就活でやってよかったこと ~大手化学メーカーに内定するために~
みなさん、こんにちは。
理系大学院生のたけし(@takecha11)です。
就活では総合化学メーカー3社から内々定を頂きました。
詳しい自己紹介は以下の記事をご覧ください。
さて今回は、一年間の就活を振り返ってみて「やってよかったこと」を記事にしたいと思います!
これから就活を迎える学生の参考になればと思います。
ぼくは就活中に色んな経験をしましたが、その中でも特に自分のためになった経験を紹介します。
詳しく書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
では早速、、、
個人的に、以下の5つのことをやってよかったと感じています。
研究・英語の勉強
やっぱり研究ですね~。
理系就活においては、研究が一番大事です!!
というのも、理系院生の就活においては
面接ではほとんどが研究の話
だからです。
・自分の研究を分かりやすく他人に説明できるか
・研究の課題や困難をどのように乗り越えたのか
などといったことを主に評価されます。
僕の内定した企業(総合化学メーカー)も、
最終面接ですら半分以上が研究の話でした。
企業のお偉い方々となかなかにハイレベルな研究の議論を交わす、みたいな。
志望動機それだけでいいの、、?
もっと深堀してよ。
って感じです。笑
本当に研究力を問われている気がしましたね。
そこで活きるのが、日々の研究に対する姿勢です。
日頃から研究に没頭していれば、面接の際の研究についての質問は楽しく感じるでしょう。
本気で研究と向き合っている人なら何も怖くありません。
正直雰囲気に慣れれば楽勝です!
「雰囲気に慣れれば」。笑
それに加えて、個人的に英語の勉強が役に立ちました!
僕は化学メーカーのみを志望していたのですが、どの企業も英語力を重視していると感じました。
というのも、日本での市場が縮小傾向にあり、日系企業は海外市場に活路を見出しているからです(多分)。
すなわち、各社グローバル化が進んでおり、彼らはグローバル人材を欲しているのです!喉から手が出るほどに(笑)。
そこで、サークルにも所属しておらず何も武器を持っていなかった僕は必死で勉強してTOEIC800点を取りました。
そして、それを唯一の武器として就活戦線を戦い抜きました!
(TOEIC800点は、頑張れば達成できるレベルだと思います。)
一般的に言えるのかは分かりませんが、英語力があると書類選考は通りやすい気がします。
ESの書き方に個人差はあれど、その内容で差別化を図るのは難しいからです。
(みんなONE CARRERとかunistyleを見てESを書くから似るのは当然だよね。)
ぼくは上記のようなサイトを見てESを書くことを決して否定はしません。
むしろぼくは大いに活用しておりました。
参考になるESが結構あります。
ただ、就活生はみんな同じものを見ているので、やはり差別化は難しいです。
なので、英語のスコアがあると魅力的な人材に見えるのではないでしょうか?
(少なくとも書面上は。)
ぼくの経験や先輩、友人の実績から考えて、TOEIC800点は結構有力な武器だったと思います。
書類はほとんど通っていました。
なので、特別な武器を何も持っていない人はTOEIC高得点を目指すことを強くお勧めします!
長期インターン
これは、以下の二つの点で役に立ちました。
企業の雰囲気を知れる
一つ目は、企業の雰囲気を知れることです。
長期インターンでは、企業の雰囲気を知り志望職種について理解を深めることができます。
そして理解を深めたことは、本選考で必ず役に立ちます。
他の就活生と差別化できるのです。
僕は本選考の面接において、10年後のビジョンなどを聞かれることがよくありました。
・どういう仕事に携わっていたいか?
・どのような人間になっていたいか?
などですね。
そのとき僕は、インターンでお世話になった先輩方(入社約10年目)のことを思い浮かべながら、鮮明にビジョンを伝えることができ、完璧な回答をすることができました。
このように、自身の将来に対する解像度を上げる意味でも、長期で企業に潜ることは貴重な経験になる思います。
実際に僕は冬季にふたつの長期インターンに行きました。
そしてなんと!
どちらも本選考では受けませんでした。笑
内情を知って志望度が下がることも往々にしてあります。
僕はそれらの企業(どちらも大手化学メーカー)の長期インターンに行ってなければ、本選考も応募してしまい、消耗していたかもしれません。
インターンの段階で合わないと知れてよかったと感じてます。
それに加えて、業界研究を深めることができたので、その企業に似てる企業も受けることをやめました。
この業界で働くのは嫌だなぁ。と感じてしまったんですね。
このように、インターンを通して自分の志向、適性などが分かるようになってくるので、機会があれば絶対に参加すべきだと思います。
就活仲間を作れる
そして長期インターンに行くべきもう一つの理由が、就活仲間を作れることです。
将来も同じ業界に行くであろう人たちなので、良好な関係を築いて損はないと思います。
特に二週間のインターンでは、間に土日を挟むのでその日に一緒に遊びに行ったりして交友を深めました。
インターンに行くなら二週間以上を強くおすすめします!
就活という人生の大事な時期を共に過ごし、悩みを相談したりすることは良い経験だったと思います。
インターンが終わっても連絡を取り合い、選考情報を交換したりできるので、心の支えになります。
ちなみに、インターン生だけ別枠で有利に早期選考が進んだりすることもあります。
インターンへの参加が実質的な内定に繋がるくらい効力を発揮することもあります。
僕の友人も何人かそのルートで内々定をもらっていました。
しかし僕は、そんなことは全く望んでいませんでした。
個人的には、特別ルートで内定もらってもなぁ。という考えでした。
本選考までに研究や自己分析などを仕上げることの方が大事です。
徹底的な自己分析
これができてる人は強い。最強です。
その理由は、面接において、面接官が一番知りたいこと(= 自分のこと)を深く知れるからです。
就活の面接において面接官が一番知りたいのは、この学生がどんな人なのか、うちで活躍できそうかどうか、という点です。
そこで面接官のために、私はこんな人間ですよ~と自分のことを詳しく教えてあげるのです!
私はこんな強みがあってそれはこの経験で培われて、現在はこの活動に活かしているのでこの強みは将来も御社で活かせますよ~と。
分かりやすく、ちょい盛りで(笑)
僕は最初自己分析を正直ばかにしてた。
就活ごっこなんてくそくらえと思っていた。
だけどやっぱり自己分析は大事でしたね。ちょ~大事!
その重要性に気づかせてくれたのが、「メモの魔力」という本です。
これは本当に良書だと思います。
ぼくは就活中、常に持ち歩き何度も読み返しました。
自分の人生とは何か、深く考えるいい機会になります。
自己分析について何から始めたらいいか分からないという人は、とりあえずこの本を読んでください。
すべてが変わります。
本気で読めば人生が変わります。
僕が大手メーカーに内定できたのもこの本のおかげであると言っても過言ではありません。
迷っている暇があるならとりあえず読んでみましょう!
そして徹底的な自己分析をして、自分が何者なのかを見極めると良いです!
それが結果として、「面接力」の向上につながります。
文系の友達と就活対策
僕は理系の就活仲間だけでなく、文系の友人と就活トークをすることでかなり有意義な就活にすることができたと思っています。
文系の友達の影響で、視野がかなり広がりましたね。
はっきり言って、文系の就活はかなり大変そうでした。
なぜなら、彼らは自身の専攻が志望業界につながることは稀だからです。
なので、一から志望業界を考えなければならない。
ぼくのような理系の人は、自身の専攻がそのまま志望業界につながることが多いです。
僕も化学専攻だから化学業界を志望してた。
一方で文系の人は業界が決まっていません。
そこで彼らが何を考え、どの業界を志望しているかの思考プロセスを知ることは非常に刺激的でした!
彼らは自身の「数年後の市場価値」というのを強く意識している点が印象的で、我々理系院生にはない視点だな~と。
ぼくはとにかく目の前の実験に必死で、化学が好きだから化学メーカーに行きたい。
それだけの志望理由だったことが恥ずかしくなるくらいに、彼らは自身の将来について深く考えていました。
それから僕は文系の就活仲間の影響を受けて、自分が将来どうありたいか、を考えるようになりました。
そして面白いことに、それが頻繁に面接で聞かれるんです!
・将来はうちの会社で何をしたいですか?
・どのようなキャリアプランを考えていますか?
みたいな感じです。
そして自分が化学メーカーでどのような人生を創っていきたいかを語ると、面接官の穏やかな表情が見られ、手応えばっちりでした(笑)。
文系の友人に感謝ですね。
文系の就活ガチ勢と一緒に就活戦線を戦い抜くことで、自分の就活力が上がります!間違いなく。
多めにエントリー
僕は多めにエントリーすることで精神的な安定を得ることができました。
就活後半になると、自分の持ち札が少なくなってくることがあると思います。
僕はそれを危惧して、最初から20社以上エントリーシートを提出しました(自分の周囲ではかなり多い方)。
そしてそれらの面接をこなしていくことで、面接に慣れていきます。
慣れると間違いなく面接力は上がっていきます!
面接は慣れです、間違いなく。
というのも、自分の研究内容について面接官が聞いてくることはほぼ同じだと気付くからです。
企業側の人間からの視点が分かってくるんですね。
なので数回技術面接をこなせば、ほぼ完全に対策できると思います。
面接は「企業に合うか合わないか」で決まるなどということはありません。
「いかに数をこなして慣れたか」であると思います。
面接は、とにかく慣れることが一番大事です。
そして次第に自信をつけていく。
それしかありません。
冷静に考えて、自分の研究のことは自分が一番詳しいはずなので、慣れればこっちのもんです、まじで。
以下の記事にも書きましたが、志望業界を絞りすぎずに視野を広く持って、場数をこなしていくことが成功の秘訣だと思っています。
chem-diary.hateblo.jp
とまぁ、今回長々とかきましたが、とにかく理系院生の就活で一番大事なのはやはり研究の話。
これだけは間違いないですね!
日頃から就活の一環だと思いながら全力で研究に励みましょう!
この記事が理系院生の就活に役に立てば幸いです。
ではまた。
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