【総合化学メーカー内定者が教える】化学メーカー志望動機の書き方
どうも、こんにちは。
20卒総合化学メーカー内定者のたけし(@takecha11)です。
就活では大手化学メーカーから複数内々定を頂きました。
よろしければ以下もご覧ください。
最近は、化学メーカーの人気が高まっています。
ホワイトそうだから?世界で戦えるから?人それぞれの想いがあると思います。
人気業界ではありますが、化学メーカーの志望動機を書くのって難しいですよね。
基本的にto Bビジネスなので何をやっているか分かりません。
どんな製品を作ってどんなビジネスをしているのか?
残念ながら大学では誰も教えてくれません。
というわけで今回は、
「化学メーカーに興味はあるけど、志望動機がうまく書けない」
という方に向けての記事になります。
化学メーカー以外を志望している方にとっても、参考になる部分があると思います。
実はぼく自身も、初めは志望動機がうまく書けませんでした。
先輩が受けてたからとりあえずES出そうかな。
くらいのノリでした。
あるいは、ホワイトっぽいし安定してそうだな。という感じです。
しかし、志望動機にそんなことを書いたら多分、落ちます。
僕の場合、20社以上ESを出しましたが、志望動機はいつも同じテンプレートで書いていました。
書き方の構成さえうまく理解できれば、志望企業ごとに少し変更を加えるだけで魅力的な志望動機が書けます。
ではさっそく、志望動機を考える際に大事なポイントを紹介していきます。
化学メーカーを志望する人の一助になれば幸いです。
魅力的な志望動機を書いて、内定を勝ち取ってもらえたらと思います。
そして、ともに化学業界を盛り上げていきましょう。
大事なポイントは以下の三つです。
オリジナリティは重要ではない
まず初めに言っておきますが、化学メーカーの志望動機では
オリジナリティはそこまで求められていないように感じます。
そう感じる理由は、ワンキャリアとかユニスタイルなどの就活サイトを見ている限り、ほとんど似通った内容であるからです。
実際、ぼくも友人も同じような志望動機でしたし、両方ともそれで複数内定をもらえました。
(学歴で下駄を履かせてもらっていた可能性は否定できませんが。)
ぼくの感覚では、化学メーカー技術職に関しては、志望動機で特に目立とうとする必要はないと感じます。
オリジナリティを出すことは確かに大事かもしれませんが、それよりも
・志望動機の論理性
・面接で深堀された際の受け答えの仕方
などの方が大事であると思います。
オリジナリティを出して他者と差別化したい、目立つESにして印象に残りたい!
という気持ちも分かります。
しかし、それは志望動機ではなく、自己PRの欄で勝負しましょう。
あくまでも志望動機は、一貫性や論理性が大事です。
というわけで、志望動機はありふれた内容でも内定できます。ということをまず頭に入れておいてください。
なぜ化学業界なのか
実際に志望動機を書く際に、まずは、
なぜ化学業界を志望しているのか
を述べましょう。
それを伝えることで、志望していることの説得力が増します。
具体的な流れとしては、
自分には将来実現したいことがあり、化学業界でならそれを実現できそうだ。
あるいは、自分にはこんな強みがあり、化学業界でそれを活かせる。
みたいな感じです。
すなわち、
自分と業界の結びつきを伝えることが大事であります。
たとえば、、、
学生時代に海外に行った経験で、世界に目を向けるようになった。
そして将来はグローバルに活躍できる人材になりたいから、世界シェアが高い化学メーカーであればそれを実現できそうだ。
私は5年間続けてきた〇〇の経験から、粘り強さには自信があり、化学メーカーで革新的な化学製品を粘り強く開発したい。
などです。ありふれた内容に見えますが、これでも十分だと思います。
このように、ただ業界の魅力だけを伝えるのではなく、自分と業界のつながりを意識してみて下さい。
ただ単に化学業界の特徴をあげて、その魅力を語ることなら誰でもできます。
このご時世、ネットで調べればそんな情報いくらでも出てきますよね。
なのでそんな志望動機に価値はありません。
魅力的な志望動機を書くために、必ず自分と業界のつながりを加えることを意識しましょう。
説得力がワンランク上のレベルになると思います。
化学業界の中でもなぜその会社なのか
化学業界に対する想いを伝えた後で、その会社に対する想いを伝えましょう。
これは必ず加えるべき要素ですね。
やはりここでも、自分の就活の軸と志望企業の特徴の結びつきを伝えることが大事であります。
他の化学メーカーではなく、御社でなければダメなんです!
という強い意志を演出しましょう。
というのも、書類選考に合格して面接に進むと、必ずといっていいほど
「なぜ他ではなくうちの会社か」
を聞かれるからです。
必ず聞かれます。
これは正直かなり難しい質問です。
そんなの、どこでもいいよというのが本音でしょう。
しかしやっぱり、合格するためには面接官に「自分を合格にする理由」をつくってあげるべきでしょう。
その時のために、あらかじめ考えていく必要があるのです。
例えば以下のような感じです。
私は若いうちからたくさんの経験を積みたい。(就活の軸)
貴社ではそのような風土が根付いている。具体的には〇〇という制度があり~、そこで積極的に挑戦できる。(御社の特徴、なるべく具体的に)
結果として自身が成長でき、貴社と社会の発展に貢献できるので貴社を志望している。
私は〇〇の経験から、〇〇の開発に興味を持ち、将来は〇〇に取り組みたい。
貴社の〇〇という事業は、業界トップのシェアを誇り、自分の〇〇という目的に向かって挑戦できる。
そのような環境で情熱的に仕事に取り組めるので、貴社の事業の発展に貢献できると考え、志望している。
みたいな感じですね。
最低限このくらいは用意しておくといいと思います。
その企業ならではの特徴や、その企業にしかない制度などを調べると企業理解が深まるでしょう。
そしてそれに興味を持った理由を、自分というパーソナリティに照らし合わせて述べることで、かなり説得力のある志望動機ができあがります。
このくらいの志望動機を書けば、おそらく面接に進んでもそれ以上深堀はされません。
どこでその制度を知ったの?誰から聞いたの?
キミがやりたい〇〇事業部以外に配属になるかもしれないけど大丈夫?
くらいです、僕が聞かれたのは。
それらの質問に対しては、全てポジティブな返答をしておけば問題はないでしょう。
また、なぜ若いうちからたくさんの経験を積みたいの?みたいな感じの質問はあまりされませんでした。
その理由は、技術系の面接は時間が短く、研究の話がメインであるからだと思います。
まぁ、もしそれを聞かれたら、正直に答えれば良いと思います。
まとめ
以上をまとめます。
・オリジナリティを求めすぎない
大事なのはそこじゃなく、論理性や一貫性
・なぜ化学業界なのか
自分と業界の結びつき
・なぜ他ではなくその企業なのか
自分と企業の結びつき、なるべく具体的に
以上の三点を抑えておけば、そこそこの志望動機が書けると思います。
実際ぼくは化学メーカー10社以上ES合格しました。
業界、あるいは企業に対する理解と、自分に対する理解。
この二つを高度に完成させ、、それらを組み合わせて魅力的な志望動機が出来上がるのです。
とはいえ、最初はうまく書けるようになるまで時間がかかると思います。
問題ありません。大事なのは「慣れ」です。
ワンキャリアとかを見まくって、真似すれば成長できます。
本当に、慣れればすらすらと書けるようになってきます。
というのも、慣れれば自己分析は進むし、業界研究も進むので企業ごとに分析すべきポイントが明確になるからです。
就活は慣れです。
夏のインターンから頑張っていた人で就活後悔している人を見たことがありません。
早いもん勝ちなので、なるべく早く取り組みましょう。
ESに関しては、なるべく多く、色んな人からの添削を受けてください。
他社からの視点を得ることで磨きをかけ、自分なりのスタイルを確立していきましょう。
プライドみたいなものは捨てて他者からのアドバイスをもらいましょう。
ぼくは先輩や友達、そして文系の友達にまで見てもらったりしていました。
粘り強く取り組むことで、あなたもきっとよい志望動機が書けると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
就活に関する以下の記事も合わせてごらんください。
・ES文章作成術
・面接攻略法
良かったらTwitter(@takecha11)もフォローしてね。
ではまた。