とある理系院生のブログ

理系大学院生の僕が、就活や研究生活を通して得られたことや考えていることなどを記事にしていきます!

【書評】アウトプット大全 ~感想:おススメしません~

こんにちは。

 

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

 

今回は、樺沢紫苑さんの「学びを結果に変える アウトプット大全」

という本を読んだので、その書評をします。

 

アウトプット大全 感想

アウトプット大全

この本は結構人気が高く、Amazonの売れ筋ランキングにもランクインしています。

 

書店では、人気書籍コーナーに置かれているのを見かけました。

 

 

ネットでも書店でも色んな所でよく見かけるし、

一体どんな本なんだろう?と気になっていたんです。

 

この本はどういう本かというと、

何かを学ぶ際のアウトプットの重要性について、

精神科医である著者(樺沢紫苑さん)が書かれている本です。

 

 

ぼくは、最初の方は頷きながら読んでいたのですが、途中から飽きてしまいました。

結局、最後まで読みませんでした。

 

ぼくは正直、なぜこんなに人気があるのか理解できません。

 

ぶっちゃけ、あまり良い本だとは思いませんでした。

(あくまでも個人の感想です。アマゾンでは高評価ですよ。)

 

 

それではここで、本の内容とぼく個人の感想を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

読んだ動機は?

 

ぼくは月に5冊くらい本を読みます。

小説からビジネス書まで、幅広く読んでいます。

しかし、内容が定着しているかと問われると、そうではない気がしていました。

それはアウトプットしていないからだと感じていたんです。

そんなとき、たまたま書店でこの本に出会ったのがきっかけです。

 

 

アウトプットの重要性については受験勉強の時からよく感じておりましたが、

自己成長のためのアウトプットの仕方については理解していなかったのです。

 

なので、この本を読むことで今後ビジネス書などを読む際に

効率よく知識を身に付けられると考えました。

 

せっかく本を読むなら知識を定着させたい。

そのためにはアウトプットが大事だ!

 

そんな思いでこの本を手に取ったのがきっかけです。

 

 

しかし、「どんなアウトプットの方法があるんだろう♪」と

ワクワクして読んでいたら、途中でがっかり。

 

完全に期待を裏切られましたね。

 

 

この本についての感想を、著者の言うとおりブログでアウトプットしようと思います。

 

 

著者はどんな人?

 

精神科医の樺沢紫苑さんです。

 

 

本書で述べられていましたが、彼は実際に以下のような

アウトプットを実践しているらしいです。

 

  • メルマガ 毎日発行 13年
  • Facebook 毎日更新 8年
  • YouTube 毎日更新 5年
  • 毎日3時間以上の執筆 11年
  • 年2~3冊の出版 10年連続
  • 新作セミナー 毎月2回以上 9年連続

 

これに関しては、圧巻の一言ですね。

 

 

さらに、月20冊以上の読書、週4~5回のジム通いなどもされているそうです。

しかもちゃんと睡眠も7時間とっているらしい。

まるで化け物です。

圧倒的な量をこなせる秘訣がますます知りたくなってきた。。。

 

 

また、彼はほかにも多数本を出版しているらしいです。

素晴らしい経歴をお持ちのお方ですね。

 

 

詳しくは以下を参照してください。

wikipedia-樺沢紫苑

 

 

本の内容は?

 

全体を通して、アウトプットすることで自己成長につながるということが主張されています。

 

簡単に言うと、著者が実践しているアウトプットの方法と、

そのトレーニング方法のまとめです。

全体的に読みやすい文章(薄い内容)で、すらすら読めました。

 

アウトプットの素人にも分かりやすく書いてくれていて、

様々なアウトプットの方法について学べます。

 

 

ぼくは最後には飽きてしまいましたが、1時間くらいで読めました。

 

飽きてしまった理由は、個人的に中盤からは薄っぺらい内容だと感じたからです。

斬新な内容はなく、特に新しい事は学べませんでした。

 

普段から頻繁にビジネス書などを読んでいる方には退屈な内容になるでしょう。

 

逆に、あまり本を読まない人にとっては、

易しい内容であるので読みやすいと思います。

 

 

アウトプットの重要性

 

著者曰く、インプットしてもアウトプットの方法を間違えると自己成長できません

インプットだけ行う場合と、アウトプットも合わせて行う場合では

成長スピードに圧倒的な差があります。

 

それが脳の仕組みだからです。

 

その仕組みというのは、

「得た知識を実際に使う(アウトプットする)ことで、脳が重要な情報ととらえ、記憶が定着する」

というものです。

 

 

なるほど。

確かにそうですね。

理系科目の勉強をする際に、公式を覚えようとしてもすぐに忘れてしまいますが、

実際にその公式を用いて問題を解くと定着する、あの感覚ですね。

 

 

この本の序盤は、脳科学も織り交ぜながらアウトプットの重要性を説く内容。

興味が湧き、説得力もあるのでますますアウトプットをしていきたくなってきました。

 

 

 

感想

 

 印象に残った内容を紹介します。

 

著者からの質問で、

「月に本を3冊読む人と、10冊読んだ人では、どちらが成長しますか?」

というものです。

一般的には、たくさんの本を読んで色々な知識を定着させることが出来るので

自己成長ができると思ってしまいますね。

 

しかし、それは間違いで、インプットの量と自己成長の量は比例しないらしいです。

 

重要なのは、アウトプットの量なのです。

 

さらに著者が言うには、本棚の本を一冊取り出して、

内容を説明できないのなら何の役にも立っていないということです。

 

 

これには、「なるほど~。」と思いましたね。

 

いくらインプットしても、アウトプットしない限り記憶として定着しないのです。

 

 

たしかに納得させられますが、読書に関していえば、

そんなに気合いを入れて本を読まなくても良いのでは?と思います。

 

個人的には、たくさん本を読む中で全てを吸収する必要はないと思います。

なぜなら、中にはごみも含まれているからです。

(ごみ:本の主題とは関係のない、本をかさ増しするだけの記述) 

 

なので、まずは多くの知識に触れて、

その中で自分が自然と覚えているものを大事にすれば良いと思います。

 

それが自分に響いた内容であり、すなわち重要な内容だからです。

 

著者の言う通り、アウトプットをすれば吸収効率が上がるかもしれませんが、

アウトプットを頑張りすぎてインプットの量を減らすのもどうかと。

 

そんなに気合入れずに、好きなだけ読んで好きなとこだけ吸収すればいいじゃん。

 

実際、本の内容なんてほとんど覚えてなくね?

 

それに、本で本当に著者が伝えたい大事なエッセンスは二割くらいですよね。

その二割さえ押さえていればOKです。

それ以外の「かさ増し」部分は覚えるだけ無駄です。

 

 

ぼくが思うに、読書とは食事のようなものです。

 

食事をしても吸収されなかったカスが排泄されますよね。

読書も同じです。

カスみたいな内容は吸収されなくてもいいんです。

 

ただ、大事なのは食事のように日頃から欠かさずに読書をするということです。

 

そして無理に吸収するのではなく

自分が自然と覚えている内容を大事にしましょう、

というのが僕の持論です。

 

ぼくの専攻である化学の化合物合成でいうと、

反応の収率を上げるより、純度を上げましょう、ということです。

 

収率が高くても不純物が多く含まれていたら使えませんからね。

 

 

途中からは謎の仕事術

 

途中からは、なぜかアウトプットとは関係ない内容になってきました。

電話のやり方などについてです。

相手の状況に合わせて電話かメールかを使い分けましょう、とのことです。

 

そんなこと普通では?

 

 

ぼくは個人的に、この本では斬新なアウトプットの内容が学べる!と思っていただけに、

このような本の内容をかさ増ししたいだけの内容にはがっかりしました。

 

 

安っぽい自己啓発本のような内容には辟易とします。

 

 

それなのに、ところどころで専門用語を出してくるのがまた厄介なんですよね。

 

具体的には、以下のような感じです。

 

アウトプットのやり方として、書くことが大事。

書くことで脳幹網様体賦活系が刺激される。とかなんとか。

 

なんじゃそりゃ。って感じです。

 

 

さっきまで安い自己啓発本に書いてるようなありふれた事言ってたのに、

急に専門用語。

温度差激しすぎて頭痛くなりますね。

 

医者として難しいワードを書くことで権威性を高めようとしているのでしょうか? 

 

加えて、海外の大学での研究を持ち出して紹介するんですね。

ユーチューバーのダイゴみたいに。

 

残念ながら、ぼくはもうこの辺から読むことをやめてしまいました。

 

 

 

まとめ

 

最初の数ページはわりと役に立つ内容だと思います。

 

アウトプットの重要性について細かく書かれていて、納得させられる内容ですね。

 

 

途中からは、読む人にとってはあくびが出るような内容かもしれません。

 

なぜなら、この本の主題であるアウトプットとは関係のない内容だからです。

 

 

目立った点としては、著者は最初から最後まで自分を大きく見せすぎではないでしょうか。

 

SNSのフォロワー数とか、メルマガがどうのこうのとか。

忙しい合間でうまくやれてますよ、というアピール。

 

大学一年の時そんなやついたなぁと、懐かしい思いにさせてくれます。

同級生なら絶対に友達にはなりたくないタイプですね。

 

 

しかしこの本は、結構売れています。

アマゾンではレビュー評価高いし、書店では売れ筋だし、

自分にはなぜこの本が人気なのか理解できませんでした。

 

おそらく、著者のファン(メルマガとかの)が買っているのでしょう。

あるいはぼくみたいにタイトルに惹かれて買っちゃうみたいな。

本の見た目も購買意欲をそそりますしね。

出版社の勝利です。

 

 

ちなみに、この本のレビューを書いているブログをいくつか見てみましたが、

結構、良いことが書かれていますね。

 

果たしてそれは本心なのでしょうか。笑

 

ぼくはgoodしか言わないアフィリエイターみたいにはなりたくないので、

これからもこのブログでは正直な書評をしていきたいと思います。

 

 

 

正直、人気があって売れているようですが、買って読む必要はないですね。

立ち読みで序盤を読むだけで十分です。

立ち読みで気に入ったら購入してみては?

 

 

ということで、「アウトプット大全」についての書評でした。

研究成果を出す学生の特徴 ~学力よりも大切なもの~

研究 うまくいく人 特長


どうも、こんにちは。

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

 

日々、地道に研究を楽しんでいます。

 

 

さて今回は、「研究成果を出す学生の特徴」について書いていきたいと思います。

 

ぼくの経験上、研究に大事なのは、学部時代の良い成績なんかではありません。

学部時代のGPAが低くても論文をたくさん書いている人がたくさんいます。

 

確かに、成績が良い方が研究を進めるうえで有利なのは間違いありませんが、

それだけでは良い研究成果を出すことはできません。

 

優秀な研究者になるためには「頭の良さ」よりも、「意志の強さ」の方が大切だと思います。

 

 

なぜなら、研究とは失敗の連続だからです。

いくら勉強ができても、そのたびに心が折れていたら研究は続きません。

 

ではどのようなメンタリティが必要になってくるのでしょうか?

 

この記事では、ぼくが今まで見てきた学生の中で特に優れた研究成果を出している人に共通する特徴を書いて、考察していきたいと思います。

 

ぼくの記事が、みなさんが研究あるいは仕事で良い成果を出すための一助になれば幸いです。

 

それでは、良い研究成果を出す学生の特徴を紹介していきたいと思います。

 

以下の特徴が大事です。

 

 

 

とにかく行動が早い

 

彼らは、教授に何か言われたらすぐ行動に移します。

そして実験データと共に再び相談に行きます。

 

社会人でいうところの「報連相」でしょうか。

それが無意識のうちにできているんですね。

(大学の授業では教えてくれないのに。。。)

 

そしてそのサイクルが驚くほど速いんですよね。

 

いわゆる「高速PDCA」というものです。

それを身近で見ていると、かなりの迫力に圧倒されます。

 

それに加えて彼らには、「ゼミ発表終わりの休息」なんてものは存在しません。

ゼミで得られたフィードバックを基に、すぐ次の実験に取り掛かります。

 

ぼくたち凡人はゼミでの発表が終わると、とりあえず少し休みますよね。

ほっと一息、コーヒーを淹れてゆっくり語らう。

そのひと時がたまらないのは事実ですが、

ぼくたちがそうしている間にも彼らはさっそく次の実験をしているのです。

 

恐るべき行動力です。

 

 

結果に一喜一憂しない

 

彼らは実験が予想通りうまくいっても舞い上がったりはしません。

逆に悪い(予想と異なる)データが得られても平然としています。

その様はまるでロボットのようです。

 

彼らはうまくいかないことが当たり前だと考えているのでしょうか。

それとも、良い結果をはなから期待していないのでしょうか。

そんなに研究が好きではないのか?と思っちゃうほど、淡々と実験をしています。

 

ぶっちゃけ、僕はかなり一喜一憂してしまいます。

その方が人間味があって楽しいかもですが、

研究成果を出すという点では、飄々と作業を続ける方が良いです。

 

過度に期待せずに、フラットな感情で実験をすることがコツですね。

 

 

 

メリハリがある

 

研究 メリハリ

 

成果を出す人は、早く来て早く帰ります。

例外はありません。

 

帰る時間をしっかり決めているからこそ、密度の濃い時間を過ごせるのでしょう。

 

逆に、大体の大学院生は遅く来て遅く帰りますよね。

実験が終わっても居室でラボメンバーとおしゃべり。

ぼくはそれが楽しいので、別に良いと思っていますが。笑

 

早く帰って、家でゆっくりすることでリフレッシュ。

そして次の日の実験に備えているのでしょう。

 

 

損切りが早い

 

この前まで違う実験していたのに今は他の実験してるの?

 

彼らは驚くほどにあっさりしていますね。

上記で述べた、失敗にくよくよしないフラットな性質があるからこそだと思います。

 

早く実験に見切りをつけて、次の実験に移る。

実験データに期待していないからこそ、過度に執着しないのだと思います。

 

 

リスクマネジメントができている

 

かと言って、実験をころころ変えてばっかりではまとまった成果につながりません。

そこで彼らが何をしているのか注視してみたところ、リスクを分散しているのに気が付きました。

 

少しチャレンジングな実験をしていると思えば、並行して確実なデータを取りに行ったり。

そうすることによって、データがないからゼミで発表することがないよ~。という事態を防げるんですね。

それに加え、失敗が連続することを防げるので、メンタル面でのケアにもつながります。

 

彼らの行動は全てつながっているんですね~

 

 

 

まとめ

 

大切なことは、何よりも意志の強さです

研究成果を出すためには、勉強ができればもちろん有利に働くでしょう。

しかしそれだけでうまく行くとは限らないということを心に留めてください。

 

極端に言えば、学部時代の成績が悪くても研究に熱心になれば気合で論文を読み込むでしょう。

知識は後からついてくるものです。

 

悲しいことに、「成果を出すためのノウハウ」みたいなものは、誰も教えてくれません。

なので、身近にいる先輩を参考にして行動を真似してみることが大事です。

 

みなさんも、周りの人を観察してみてはいかがでしょうか。

 

そして彼らの良いところを吸収して、自分の成果につなげていきましょう!

 

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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【必読!】リチウムイオン電池が未来を拓く ~書評~

こんにちは。

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

今回は、吉野彰さんの「リチウムイオン電池が未来を拓く」

という本を読んだのでその書評をします。

 

ノーベル賞受賞で話題になったリチウムイオン電池について、

吉野彰さん本人が書かれている本です。

 

読み始めたらそのまま一気読みするほど面白い本でしたので、

ここで紹介していきたいと思います。

 

リチウムイオン電池が未来を拓く

リチウムイオン電池が未来を拓く

 

読んだ動機は?

 

日本人がノーベル賞を獲ったということで、

リチウムイオン電池(LIB)に興味を持ち、購入しました。


LIBについては就活の時からよく聞いていましたが、

一体どんなものなのかは理解していなかったのです。


なので、化学を専攻する学生として一度勉強してみるのもアリだなと思い、

この本を手に取りました。

 

ノーベル賞受賞会見などで見た開発者の吉野彰さん。

彼の朗らかな人柄に惹かれた人も多いのではないでしょうか?

私もその一人で、その人の書いた本を読んでみたいという気持ちもありました。

 

また、この本を読むことで企業における研究開発に伴う苦労などを知れば、

化学メーカーに入社後も役に立ちそうだと感じたのも一つのきっかけですね。

 

 

 

本の内容は?

 

2019年ノーベル化学賞に輝いたリチウムイオン電池(LIB)の開発の話です。

本書は、LIBの原理などについての学術的な説明は最小限に収まっており、

開発に伴うブレイクスルーやそれに伴う苦労などが主に綴られております。

 

このような1人の研究開発秘話を知れる機会はあまりないので、

貴重な経験になるのではないでしょうか。

 

著者はどんな人?

 

みなさんよくご存じの旭化成名誉フェロー吉野彰さんです。

2019年にノーベル化学賞を受賞されました。

本当におめでたい。日本の誇りですね。

 

ちなみに、以前に欧州発明家賞なども受賞されており、

素晴らしい経歴をお持ちのお方ですね。

 

詳しくは以下を参照してください。

wikipedia-吉野彰

 

リチウムイオン電池ってなに?


リチウムイオン電池とは、かなり簡単に言うと、繰り返し充電ができる二次電池です。

 

軽量・小型・高電圧という特性があるので、

携帯電話やノートパソコンなどに使われております。

みなさん薄型スマホなどを使っていると思いますが、

その中にはLIBが搭載されているんですね。

 

つまり、現代社会には欠かせない電池ということです!

 

さらに、今後は電気自動車が期待されますね。

どこまで市場が大きくなるのでしょうか。

化学メーカーで働く私にとって、今後が楽しみです。

 

 

 

感想

 

全体的に読みやすい文章で、非常にすらすら読めました。(2~3時間で読了)

素人にも分かりやすく書いてくれていて、

ざっくりとしたリチウムイオン電池についての知識が身に付きます。

 

特にLIB開発の波乱万丈物語は、化学メーカーに入社する自分にとって刺激的でした。

非常にワクワクする内容のものであったので、

この気持ちを忘れないようにしたいですね。

 

注目ポイント

 

LIB開発におけるブレイクスルー

 

開発に伴う苦労話などは、読んでいて感慨深いものがありました。 

 

負極は開発できたが正極が見つからない。

そのような状況で悶々としていた日々。(この気持ちよく分かります会社で年末の大掃除が終わった午後、書類を整理しながら偶然見つけたグッドイナフ教授の論文でコバルト酸リチウム(正極材料)を見つける。そして早速、年明けから早速開発に取り組む。

 

ぼくは、この時の「偶然をすぐ行動に移せる行動力」が素晴らしいと思いました。

 

・常にアンテナを張っているからこそ偶然に気付ける

・偶然見つけることもすごいが、なんといってもそれをすぐ形にする行動力

この二点が、研究者にとっては非常に大事な素養であると感じました。

 

鋭い洞察力と行動力を併せ持った研究者。

そんな人材を目指していきたいですね。

 

特許についての話

 

個人的に、後半の特許についての話も興味深かったです。

企業研究者にとっては切っても切り離せないであろう特許申請。

その流れを富士山登頂に例えて説明されていました。

 

その話は非常に分かりやすく、すんなりと理解できました。

化学メーカー志望であれば一読の価値はあると思いますね。

具体的な内容は本書に譲りますが、要約すると以下のようになります。

・一番大事な「頂上」を抑える

・登頂ルートの要所を抑える

以上二点に気を付けることで、後から登頂する人たちに権利を奪われないで済む、という内容です。

 

大学では特許申請などはあまりしないので、僕にとっては新鮮な話でした。

企業での研究の難しさを感じると同時に、一種のやりがいも感じました。

未来にワクワクしますね。

 

 

まとめ

 

読む前はまったくの分野外でLIBについては知らなかったのですが、

読後にはある程度の知識が身に付きました。

 

また、開発に伴う苦労や面白話などを知ることで、

企業で研究することに対しての理解が深まり、興味が湧きますね。

 

本書は、冒頭でも述べましたがLIBについての専門的な内容はあまり書かれていません。

なので、文系の方でもすらすらと読めると思います。

化学メーカー志望であればぜひ一読することを強くおすすめします。

それ以外の人でも、日本人がノーベル賞を獲ったことに誇りを持てる内容であると思います。

 

どんな方にも楽しくすらすらと読んでいただける内容ですね。

 

余談ですが、旭化成はこれから就活生人気が上がっていくのでしょうか。

ただでさえ人気が高いのに。。。笑

さらに研究開発にお金を回せる社風が根付いていくと思うので、

理系就活生にとってはより一層魅力的な会社になるのではないでしょうか。

この本を読んでいても、自由闊達な社風が見え隠れしたので、

働いていて楽しそうな印象を抱きましたね。

 

ということで、「リチウムイオン電池が未来を拓く」についての書評でした。

次は我々がノーベル賞級の研究をする番ですね。笑

 

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就活を成功させるために必要な三つのこと ~とある化学メーカーのGDテーマ~

こんにちは!

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

就活では、複数の大手化学メーカーから内々定を頂くことができました。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

chem-diary.hateblo.jp

 

 

さて今回は、とある化学メーカー(日経225銘柄)の一次選考でj実際に体験したグループディスカッション(GD)のテーマを用いて、記事を書いていきたいと思います!

 

実際の雰囲気などは詳しく書けませんが、そのGDを通して僕が考えたことを共有していきたいと思います。

これから就活に取り組む方々にとって有益(?)になるかと思います!

 

実際に行われたGDのテーマは、

「就活を成功させるために必要なことを三つあげなさい」

というものでした。

 

 

流れとしては、

・数人のグループを作成

・就活で大事なことを各々三つ考える

・その後チーム内で意見を交換

最終的にチームの意見として三つまとめる

というような感じでした。

 

GDは以下のような席で行われました。(絵が下手なのは許してくださいw)

 f:id:chem_diary:20190708154553p:plain

図の黒丸が学生で茶色がGD審査員です。

審査員と同じテーブルで議論する形で、正直かなり緊張しました。

僕たちの審査員は無表情で強面な人だったので圧迫感がすごかったですね。

 

さらに、テーブルの周りにも書類を持った審査員がうろちょろしているんです。

学生としては、緊張感が漂う四面楚歌な状況で考えをまとめなければなりませんでした。

 

この記事では、自分なりに三つに絞ってまとめてみたものを紹介させて頂きます!

 

僕が考えた「就活で必要なこと」が以下の三つです。

 

 

 

 

自己分析

グループディスカッション 自己分析

「成功」ってなに?

僕はまず初めに、「就活を成功させるために~」というテーマに対して何が「成功」なのかを定義付ける必要があると感じました。

 

そこで、その定義付けのために徹底的な自己分析が必要であると考えました。

 

就活においてどういう結末が成功なんでしょうか?

答えは人それぞれだと思います。

 

自分に大企業が向いているのか、ベンチャー企業が向いているのか。

ガツガツ系か、まったり系か。

どんなライフプランを思い描いているのかは、人それぞれです。

 

どんな企業に入社することが成功なのかは自分自身しか知りません

なのでまずは徹底的な自己分析をする必要があると考え、それをチーム内で共有しました。

 

自己分析が大事だと考えていたのは、当時「メモの魔力」を読んでいた影響もあるかもしれません。笑

(すぐ影響される。笑)

 

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。」

有名な孫子の言葉ですね。

 

この言葉にもあるように、己を知ることは非常に重要なんです。就活においても!

 

 

そして、この考えをグループ内で共有した際には多くの共感を得られ、結果的にチームとしての意見に採用されました。

熱意を持って論理的に説明できたからだと思います!

 

 

バイタリティ

就活 バイタリティ

僕は次に、「バイタリティ」が大事になってくると考えました!

 

一つ目の自己分析によって自分にとって何が成功なのかを定義づけた後、必要になってくるのがバイタリティだと思います。

粘り強くアグレッシブに取り組むことが就活成功のカギだと感じていました。

 

自己分析によって自分の望むものが見えてきて第一志望群も決まったし、気合入れてES書くぞ~!と意気込んだのはいいものの、まぁまぁの割合で落ちます。

書類でも面接でも。本当に落ちるんです、普通に。

 

しかしそこでいちいち落ち込んでいたら就活はうまくいきません。

少し落ち込むかもしれませんが、気持ちをすぐに切り替えられるようなメンタルを持つことが大事だと思います。

 

何がダメだったのか、次はどうすれば良いのか。などと考えて次に活かしましょう

 

その繰り返しで就活力は上がっていきます、間違いなく!

 

かくいう自分も、面接でうまくいかなかったときなどはかなり落ち込んだ時もあります。

 

何がダメだったんだ。

あの面接官は見る目あんのか?

あんな会社潰れてしまえ。

 

などと考えながら死んだ魚のような目をして東京駅をさまよった経験もあります。笑

 

それでもやっぱり落ち込むのは一瞬だけにして、その失敗を次に活かせるようにマインドを切り替えることが大事です!

 

いわゆるPDCAというやつです。

何が悪かったのか徹底的にcheckして、次の面接でaction!しましょう。

これの繰り返しで就活力は上がっていくものです!

 

 

 

覚悟

そして最後が、覚悟!

 

結局、覚悟できてるやつが強いですね。

 

どんな状況でもすべてをポジティブに捉えて、覚悟を持って人生を生きる。

それが何より大事だと思います。

 

 

例えば大企業志望だった人が中小企業からしか内定をもらえなかったとしましょう。

それは就活「失敗」でしょうか。

 

確かにその段階で彼にとって就活は「成功」ではないかもしれません。

しかしそこで腐るのではなく、自分がこの企業を大きくしてやろう!とか、この会社で成長して大企業に転職できるためのスキルを必死に身に付けてやろう!くらいの覚悟を持っていれば、その就活をいくらでも「成功」にできるんです。

 

 

これをグループ内で共有した時は、「尖ってるなぁ」と思われたのかもしれません。笑

でも僕は最終的にはこの「覚悟」が一番大事だと考えます!

 

 

この激動の時代、自分が入社した会社が将来どうなるのかは誰にもわかりません

だからこそ、置かれた場所で咲く覚悟を持つことが大事だと僕は思います。

 

現状に不満を持っていても何も変わりません。気持ちを切り替えて上を向いて歩きましょう。ということです。

 

ポジティヴすぎるかもしれませんが、そのくらいの覚悟を持つべきだと思います。

人生正解なんてないのだから。

 

 

ちなみに、このGD選考は合格でした!ラッキー(笑)

 

チームをまとめたりしたわけではありませんが、自信を持って意見を主張できたことが合格につながったと感じております。

 

 

 

というわけで、今回は実際に出題されたGDのテーマを用いて記事を書いてみました!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!!

【総合化学メーカー内定者が教える】化学メーカー志望動機の書き方

化学メーカー 志望動機

どうも、こんにちは。

20卒総合化学メーカー内定者のたけし(@takecha11)です。

 

就活では大手化学メーカーから複数内々定を頂きました。

よろしければ以下もご覧ください。

 

chem-diary.hateblo.jp

 

 

最近は、化学メーカーの人気が高まっています。

ホワイトそうだから?世界で戦えるから?人それぞれの想いがあると思います。

 

人気業界ではありますが、化学メーカーの志望動機を書くのって難しいですよね。

基本的にto Bビジネスなので何をやっているか分かりません。

 

どんな製品を作ってどんなビジネスをしているのか?

残念ながら大学では誰も教えてくれません。

 

 

というわけで今回は、

「化学メーカーに興味はあるけど、志望動機がうまく書けない」

という方に向けての記事になります。

化学メーカー以外を志望している方にとっても、参考になる部分があると思います。

 

 

 

実はぼく自身も、初めは志望動機がうまく書けませんでした。

先輩が受けてたからとりあえずES出そうかな。

くらいのノリでした。

あるいは、ホワイトっぽいし安定してそうだな。という感じです。

 

しかし、志望動機にそんなことを書いたら多分、落ちます

 

 

僕の場合、20社以上ESを出しましたが、志望動機はいつも同じテンプレートで書いていました。

 

書き方の構成さえうまく理解できれば、志望企業ごとに少し変更を加えるだけで魅力的な志望動機が書けます。

 

 

ではさっそく、志望動機を考える際に大事なポイントを紹介していきます。

化学メーカーを志望する人の一助になれば幸いです。

 

魅力的な志望動機を書いて、内定を勝ち取ってもらえたらと思います。

そして、ともに化学業界を盛り上げていきましょう。

 

 

大事なポイントは以下の三つです。

 

 

 

オリジナリティは重要ではない

志望動機 個性

 

まず初めに言っておきますが、化学メーカーの志望動機では

オリジナリティはそこまで求められていないように感じます。

 

そう感じる理由は、ワンキャリアとかユニスタイルなどの就活サイトを見ている限り、ほとんど似通った内容であるからです。

 

 *ONE CARRERはこちらから登録で500円もらえます。

* unistyleはこちらです。

どちらのサイトにも過去のESがたくさん載っていて、非常に有用ですので活用してみて下さい。

 

実際、ぼくも友人も同じような志望動機でしたし、両方ともそれで複数内定をもらえました。

(学歴で下駄を履かせてもらっていた可能性は否定できませんが。)

 

ぼくの感覚では、化学メーカー技術職に関しては、志望動機で特に目立とうとする必要はないと感じます。

 

 

オリジナリティを出すことは確かに大事かもしれませんが、それよりも

・志望動機の論理性

・面接で深堀された際の受け答えの仕方

などの方が大事であると思います。

 

オリジナリティを出して他者と差別化したい、目立つESにして印象に残りたい!

という気持ちも分かります。

 

しかし、それは志望動機ではなく、自己PRの欄で勝負しましょう。

あくまでも志望動機は、一貫性や論理性が大事です。

 

 

というわけで、志望動機はありふれた内容でも内定できます。ということをまず頭に入れておいてください。

 

 

なぜ化学業界なのか

化学メーカー 志望動機

 

実際に志望動機を書く際に、まずは、

なぜ化学業界を志望しているのか

を述べましょう。

 

それを伝えることで、志望していることの説得力が増します。

 

具体的な流れとしては、

自分には将来実現したいことがあり、化学業界でならそれを実現できそうだ。

あるいは、自分にはこんな強みがあり、化学業界でそれを活かせる。

みたいな感じです。

 

すなわち、

自分と業界の結びつきを伝えることが大事であります。

 

 

たとえば、、、

 

学生時代に海外に行った経験で、世界に目を向けるようになった。

そして将来はグローバルに活躍できる人材になりたいから、世界シェアが高い化学メーカーであればそれを実現できそうだ。

 

 

私は5年間続けてきた〇〇の経験から、粘り強さには自信があり、化学メーカーで革新的な化学製品を粘り強く開発したい。

 

などです。ありふれた内容に見えますが、これでも十分だと思います。

 

このように、ただ業界の魅力だけを伝えるのではなく、自分と業界のつながりを意識してみて下さい。

 

ただ単に化学業界の特徴をあげて、その魅力を語ることなら誰でもできます。

このご時世、ネットで調べればそんな情報いくらでも出てきますよね。

なのでそんな志望動機に価値はありません

 

魅力的な志望動機を書くために、必ず自分と業界のつながりを加えることを意識しましょう。

 

説得力がワンランク上のレベルになると思います。

 

 

化学業界の中でもなぜその会社なのか

化学メーカー 志望動機

 

化学業界に対する想いを伝えた後で、その会社に対する想いを伝えましょう。

これは必ず加えるべき要素ですね。

 

やはりここでも、自分の就活の軸と志望企業の特徴の結びつきを伝えることが大事であります。

 

他の化学メーカーではなく、御社でなければダメなんです!

という強い意志を演出しましょう。

 

というのも、書類選考に合格して面接に進むと、必ずといっていいほど

「なぜ他ではなくうちの会社か」

を聞かれるからです。

必ず聞かれます。

 

これは正直かなり難しい質問です。

 

そんなの、どこでもいいよというのが本音でしょう。

しかしやっぱり、合格するためには面接官に「自分を合格にする理由」をつくってあげるべきでしょう。

 

その時のために、あらかじめ考えていく必要があるのです。

 

 

例えば以下のような感じです。

 

私は若いうちからたくさんの経験を積みたい。(就活の軸)

貴社ではそのような風土が根付いている。具体的には〇〇という制度があり~、そこで積極的に挑戦できる。(御社の特徴、なるべく具体的に)

結果として自身が成長でき、貴社と社会の発展に貢献できるので貴社を志望している。

 

私は〇〇の経験から、〇〇の開発に興味を持ち、将来は〇〇に取り組みたい。

貴社の〇〇という事業は、業界トップのシェアを誇り、自分の〇〇という目的に向かって挑戦できる。

そのような環境で情熱的に仕事に取り組めるので、貴社の事業の発展に貢献できると考え、志望している。

 

みたいな感じですね。 

 

最低限このくらいは用意しておくといいと思います。

 

その企業ならではの特徴や、その企業にしかない制度などを調べると企業理解が深まるでしょう。

 

そしてそれに興味を持った理由を、自分というパーソナリティに照らし合わせて述べることで、かなり説得力のある志望動機ができあがります。

 

このくらいの志望動機を書けば、おそらく面接に進んでもそれ以上深堀はされません。

どこでその制度を知ったの?誰から聞いたの?

キミがやりたい〇〇事業部以外に配属になるかもしれないけど大丈夫?

くらいです、僕が聞かれたのは。

 

それらの質問に対しては、全てポジティブな返答をしておけば問題はないでしょう。

 

 

また、なぜ若いうちからたくさんの経験を積みたいの?みたいな感じの質問はあまりされませんでした。

その理由は、技術系の面接は時間が短く、研究の話がメインであるからだと思います。

 

まぁ、もしそれを聞かれたら、正直に答えれば良いと思います。

 

 

まとめ

f:id:chem_diary:20190828185248j:plain

 

以上をまとめます。

 

・オリジナリティを求めすぎない

 大事なのはそこじゃなく、論理性や一貫性

 

・なぜ化学業界なのか

自分と業界の結びつき

 

・なぜ他ではなくその企業なのか

自分と企業の結びつき、なるべく具体的に

 

以上の三点を抑えておけば、そこそこの志望動機が書けると思います。

 

実際ぼくは化学メーカー10社以上ES合格しました。

 

 

 

業界、あるいは企業に対する理解と、自分に対する理解。

この二つを高度に完成させ、、それらを組み合わせて魅力的な志望動機が出来上がるのです。

 

 

とはいえ、最初はうまく書けるようになるまで時間がかかると思います。

問題ありません。大事なのは「慣れ」です。

ワンキャリアとかを見まくって、真似すれば成長できます。

 

本当に、慣れればすらすらと書けるようになってきます。

というのも、慣れれば自己分析は進むし、業界研究も進むので企業ごとに分析すべきポイントが明確になるからです。

 

 

就活は慣れです。

夏のインターンから頑張っていた人で就活後悔している人を見たことがありません。

早いもん勝ちなので、なるべく早く取り組みましょう。

 

ESに関しては、なるべく多く、色んな人からの添削を受けてください。

他社からの視点を得ることで磨きをかけ、自分なりのスタイルを確立していきましょう。

 

プライドみたいなものは捨てて他者からのアドバイスをもらいましょう。

ぼくは先輩や友達、そして文系の友達にまで見てもらったりしていました。

 

粘り強く取り組むことで、あなたもきっとよい志望動機が書けると思います。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

ESの文章作成術に関する以下の記事も合わせてごらんください。

 

chem-diary.hateblo.jp

 

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ではまた。

研究がうまくいかないときはどうするか ~落ち込む必要はありません~

研究 失敗

研究でうまくいかない

どうも、こんにちは。

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

日々研究に忙殺されて大学院生活を送っています。

 

大学での研究とは、未知の領域を切り拓くもの。

うまくいかないことの方が多い世界です。

 

とはいえ、良い実験データが得られないと落ち込むこともありますよね。

 

ぼくの感覚では、本気で研究に取り組んでいる人ほど研究で躓いたときに落ち込んでしまうことが多いです。

 

そして学校に来なくなる人も何人か見てきました。

 

真面目で優秀なのにもったいないな、と思います。

 

ぼくは、研究がつらくて潰れてしまう人が少ない世の中になればいいなと思っています。

 

 

 

そこで今日は大学院生であるぼくが、

研究生活において「研究がうまくいかないときどうしているのか

ということについて記事を書いていきたいと思います。

 

現在ぼくは特に精神を病むこともなくそれなりに研究を楽しんでいるので、

この記事を参考にして、快適な研究生活を送って頂けたらと思います。

 

 

それでは早速、紹介します。

 

僕が行っていることは以下の4つです。

 

 

 

とりあえず寝る

デスクで寝る

とりあえず寝て回復

ぼくは結構な頻度で寝ます。

シンプルですが、かなり効果的です。

 

ラボの自分の机で突っ伏して寝ることが多いです。

 

実験がうまくいかなくてストレスがたまっているのを自覚すると、

何も考えずにだいたい15分くらい寝るように心がけています。

 

寝る理由は、

次の行動に移る前に気持ちをリフレッシュさせることが大事

だからです。

 

例えば次に再び同じ実験をしようと思っても、気持ちが沈んだまま実験をすると危険です。

 

経験がある方も多いと思いますが、気持ちが落ち込んだまま実験を続けてもうまくいきません。

 

むしろ、集中できずに実験操作をミスったりしてしまう可能性が高いです。

そうなってしまったらさらに落ち込んでしまい、最悪の悪循環が始まってしまいます。

それだけは避けたいところです。

 

また、実験がうまくいかなかったときの次の行動として、

先輩や教授に相談しに行くことも多いと思います。

その場合も、落ち込んだ状態でディスカッションをするのは得策ではないでしょう。

 

なぜなら、落ち込んだ時はネガティブになってしまい、正常な判断ができなくなるからです。

 

上の人に相談に行く前に気持ちを落ち着かせるという意味でも、

寝るという行為は効果的であると思います。

 

 

うまくいかないときにはガツガツ実験したい、という気持ちも分かります。

 

しかし僕の経験上、落ち込んだ気持ちのままだと、

何をするにしても良い結果は得られません。

 

なので、気持ちを落ち着かせるべくとりあえず一旦寝る。

これを意識してみて下さい!

 

 

 

コーヒーを淹れて飲む

研究の合間にコーヒー

コーヒーでほっと一息

さきほど、とりあえず寝ることが大事だと言いました。

しかし、居室にスタッフがいたり、学生の談笑で騒音がひどくて眠れないときもあります。

あるいは、昼間から全然寝れないような人も多いです。

 

そのときは、コーヒーを飲むことが効果的です。

 

 

これも、気持ちを落ち着かせて切り替えるという意味では寝ることと同じです。

 

ぼくがラボでコーヒーを飲む理由は、シンプルにコーヒーを飲んだらリラックスできるからです。笑

 

カフェインには覚醒作用があって~などという科学的な根拠は考えていません。

なんかカッコ良くないですか。研究の合間にコーヒー。しびれますよね。

 

そしてぼくはゆっくりコーヒーを飲みながら、色んなことを考えるのです。

 

まずは、実験のことを考えたりします。

そしてうまくいかないことで落ち込んでいる自分を俯瞰するのです。

 

そして気付けば、今日帰ったら何のビールを飲もうかな、とか考えたりしてます。

今週末どっか行きたいなとか、

次の実験うまくいったら自分へのご褒美で何か買いたいな、とかとか。

 

色んな事を考えているうちに、人間としての活力が湧いてきます

さっきまで実験がうまくいかなくて落ち込んでいたのを忘れています。

 

そしてエネルギーを蓄えて、再度実験をするなり教授に相談に行くなりして、次のアクションを起こすのです。

 

 

コーヒーを飲んでも何も変わらないよ、と思ってる方もおられるかもしれません。

たしかに人それぞれですが、ここで大事なのは、一旦落ち着いて考えるということです。

 

別に飲むのはお茶でも水でもなんでも良いと思います。

 

意識すべきは、突発的に次のアクションを起こさないということですね。

 

 

ゆっくり物思いにふける時間を確保するという意味で、コーヒーを飲むことは効果的であるので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

教授や先輩とディスカッションする

研究 相談

相談は大事

これはやっぱり大事ですね。

一人で落ち込んでても何も変わりません

 

実験がうまくいかないとき、ぼくは一旦落ち着いて気持ちを切り替えたあと、フレッシュな状態で相談に行きます。

 

 

自分より上の人に相談することは非常に効果的で、建設的なアドバイスがもらえると思います。

 

その理由は、彼らも同じようにこのような苦い経験をしてきたからです。

そして彼らはそれを乗り越える術を知っている。

頼らない手はありません。

 

たとえば先輩に相談すると、先輩も同じ失敗を経験したことがある可能性が高いです。

同じラボで同じような研究をしているのだから、当たり前ですよね。

 

なので手っ取り早く解決策を提案して下さると思います。

 

 

確かに一人で考えたり論文を読み漁ったりすることも大事です。

その過程で問題解決能力が身に付くケースもあります。

 

しかし、答えが得られないと路頭に迷ってしまうことも多いです。

路頭に迷うとどうなるか?

翌朝、起きるのがつらくなります。経験ある方も多いと思います。

 

そうならないためにも、一人で考え込まないで積極的に先人たちの知恵を借りましょう

 

 

ぼくは、教授や先輩などに甘えることができるのも、研究者として大事な要素だと考えています。

 

そして社会人になると、間違いなく周囲を巻き込む力が必要になります。

なので、今のうちから身に付けておきましょう。

 

プライドを捨てて上の人に相談することで、建設的な議論ができると同時に、

問題を一人で抱え込んでいるわけではないと感じるので気が楽になると思います!

 

 

実験がうまくいかないなんて、先輩は間違いなく、経験済です。

先輩の色んな苦労話を聞いているうちに、元気が出ると思いますよ!

 

 

 

誰でもいいからとりあえず話す

 

会話 リフレッシュ

 

ぼくは落ち込んでしまったら、視野を広げるために誰かと話します。

 

居室の隣の席の同期だったり、隣の研究室の友人だったり、サークルの仲間だったり。

 

とりあえず誰かと話します。

 

そしてたわいもない会話を通して徐々にメンタルを回復させるイメージですね。

 

 

研究以外の色んな会話をすることで、自分が今見ている世界はこんなに小さいんだ、と気づきます。

 

実験がうまくいかないからって落ち込んでる自分が情けなく思えてきます。

 

こんなに小さいフラスコの中の反応がうまくいかないだけで何をこんなに落ち込んでいるんだ。

早く立ち上がれ自分!という感じです。

 

ぼくはこのブログで何度も言っていますが、研究生活においては視野を広げることがかなり重要です。

上手くいかなくて落ち込むことがないように、積極的に視野を広げましょう。

 

我々大学院生が見ている世界はあまりにも狭すぎます。

自分の視野の狭さに気付いたら、実験がうまくいかなくて落ち込むこともなくなると思います。

 

視野を広げるために、「とりあえず誰かと話す」ことが効果的であるということですね。

 

 

 

まとめ

以上、研究がうまくいかない時に取るべき行動でした!

 

 ・とりあえず寝る

 ・コーヒーを淹れて飲む

 ・教授や先輩とディスカッションする

 ・誰でもいいからとりあえず話す

 

 

僕はこのようにして、実験がうまくいかなくて辛い日々を乗り越えています。

  

恐らくほとんどの大学院生は研究でつらくなることがあると思います。

そしてそれを乗り越えていくたびにメンタルが強くなっていくのです。

 

冒頭でも述べましたが、研究はうまくいかないのが当たり前です。

その事を頭に入れて、自分のメンタルをうまくコントロールできるようになりましょう。

 

優れた研究成果は、決して諦めない「鋼のメンタル」によって成し遂げられるものだと信じています。

 

では今日も一日、元気を出していきましょう!

 

 

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ブログ初心者がスマニュー砲を受けてPV10倍達成した話 ~直撃の原因を考察してみた~

ブログ スマートニュース

どうも、こんにちは。

理系院生ブロガーのたけし(@takecha11)です。

 

 

先日書いた以下の記事にスマニュー砲が直撃しました。

  

chem-diary.hateblo.jp

 

 

記事を投稿してから急にアクセスが増えたので、びっくりしました。

なんかいきなりアクセス数増えたなーとか思ってたら、アクセス元にsmartnews.comの文字があったんです!

 

スマニュー砲

 

いわゆるスマニュー砲と呼ばれるやつですね!

 

噂には聞いていたものの、まさか自分に直撃するとは。

 

 

ということで今回は、スマニュー砲直撃体験談を書いていきたいと思います。

 

 

結論から言うと、アクセスは普段の10倍でした!

いや~、驚きましたね~。

初心者ながら、大したもんだと思います。

 

 

それでは、スマニュー砲を受けてアクセス数がどのくらい増えたのか、そしてアドセンス収益に対する影響について書いていきます。

 

 

 

 

 

スマニュー砲とは?

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スマニュー砲とは、簡単に言えば、

スマートニュース内でブログ記事が紹介されることです。

 

スマートニュース内の数あるコンテンツの中に、自分が書いた記事が紛れているイメージですね。

そのおかげでスマートニュースを読んでいるユーザーの目にとまり、アクセスが増えることを「スマニュー砲直撃」などと言ったりします。

 

ちなみにはてなブログの場合は、スマニュー内の「はてな」と「オピニオン」の欄に載りやすいみたいです。

 

 

残念ながら今回は自分の記事が載っているところを発見できませんでした。

結構探したんですけどね~。

一度は見てみたかった。。

 

 

 

掲載された記事

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そして、冒頭でも紹介しましたが、今回スマニュー砲が直撃したのが以下の記事です。


chem-diary.hateblo.jp

  

一応、自分なりに気合いを入れて書いたつもりです。

気合いを入れて書いたので、文字数もそれなりに多くなりました。

 

とはいえ、書き方としては普段と変わらないスタイルで執筆しました。

 

ちょっと異なる点をあげるとしたら、

・文字数は4000字で、普段より少し多め

・画像を4枚張って、普段より見やすくした

くらいですね~。 

 

それらのおかげで多数の読者様が読んでくれたのかもしれません。

 

PVはどれくらい増加した?

気になるPV数ですよね。一体どれくらいの影響があるのでしょう?

 

今回、スマニュー砲が直撃したのは8月12日でした。

スマニュー砲 アクセス増加

アクセス10倍!

普段は一日50PVくらいなのですが、スマニュー砲のおかげで初めて

一日で500PVを達成できました!

 

以下のツイートにあるように、8月の目標が1000PV/月だったのであっという間に超えちゃいました!

 

 

スマニュー砲に感謝です。。。

 

 

 

なぜ掲載されたのか?

スマニュー砲 掲載理由

なぜ掲載されたんだろう。。

では、なぜ掲載されたのか?

気になるところだと思います。

 

掲載の基準については、公式サイトを見たら分かるのですが、スマートニュースのアルゴリズムが自動で記事を判別して掲載の判断を下すらしいです。

 

と言われても、全く分からないですね。笑

 

そこで、ブログに関してずぶの素人であるぼくが、素人なりに考えてみました。

 

はてブ砲がトリガー?

実はスマニュー砲を受ける前に、はてブ砲を受けていました。

 

その時は、記事を投稿してすぐに三つほどブックマークを頂けましたんです。

 

掲載されてる、、!

そのおかげか、普段と違うアクセスの伸びを見せたのでとても驚きました。

なので初めは、急激なPV数の増加ははてブ砲によるものだと思っていたんです。

 

 

 

・文字数が普段より多め

文字数が重要?

それまでの普段の記事は3000字行かないくらいの分量でした。

一方で、今回掲載された記事は4000字オーバーでした。

 

分量の多さが「アルゴリズム」に評価されたのでしょうか? 

正直なところ、よくわかりません。泣 

 

おそらく文字数は大事な要素の一つだと感じています。

というのも、スマニューを軽く眺めてたときに、短い記事はあまり見かけなかったからです。

長い文字数がキーポイントなのでしょうか。

 

とはいえ、気合が入ると文字が多くなるのは当然のことです。

 

個人的には、分量の多さというよりはむしろ、文章の質が大事だと感じております。

皆さんも経験があると思いますが、質の高い文章を書こうとすれば、おのずと分量が多くなるのではないでしょうか。

 

卵が先か鶏が先か、という感じですね。 

 

・写真を普段より多めに載せてみた

今までの記事は、アイキャッチ画像がないものがほとんどでした。

なので、読者からすれば味気のないものに見えていたのかもしれません。

 

自分では気合を入れて書いたつもりでも、読者にそれが伝わらないかもしれません。

気合いが入ってなさそうだから見るのやめとくか、となってしまうこともあると思います。

実際、自分もたまに同じことを思っちゃいます。

 

記事を読んでもらうようにするために、アイキャッチ画像は大事なのかもしれません。

 

 

 

以上が普段の記事と違うところでしたので、その辺にヒントが転がっていると思っています。

 

お気づきかもしれませんが、この記事でもその辺を意識しています。笑

写真多めで、ね。(笑)

 

 

断定的なことは言えませんが、文字数や写真が多いとスマニューの「クロールロボット」に良質な記事と判断されるのかもしれません。

 

今後は引き続き、それらを心掛けていきたいです。

 

 

 

気になるアドセンス収益は?

収益はどうなの?

はい、全くありませんでした!

残念。

 

うまい棒数本分です。

 

あんなにアクセス数が増えたのになぜ?!

つらいです。。 

 

大事なのは、アクセス数ではなくてクリック数なんですね。。

こんな基本的なことを身にしみて感じました。

 

とはいえ、普段はまったく発生しないアドセンス収益が得られたので、ブログのモチベーションアップにはつながりますね。

 

ブログ初心者にとっては、目の前の収益よりも、ブログを持続するためのモチベーションの方が大事なのではないでしょうか?

と、前向きに考えてみます!笑

 

その後はどうなった?

それでは、スマニュー砲を受けた後はPV数に変化はあったのでしょうか?

 

スマニュー砲を受けた後、一時的なアクセス増が二日間続きました。

長い間掲載されるんですね~。

 

そして!

三日目でいつも通りのPV数に戻ってきました。

ただいま。。。

 

 

 

まとめ

スマニュー砲でPV10倍を達成できました。

その効果は三日ほど続きましたが、その後の継続的な効果は全くありませんでした

 

 

アドセンス収益への影響は微々たるものでしが、

アクセスが増えたことは純粋にうれしいです!

自分の記事が多くの人に読まれる機会はそうそうないと思うので、貴重な経験ができたと思っております!

おかげでブログに対するモチベーションが上がりました!

長続きすると良いけどね。

 

どうすればまたスマニュー砲を受けることができるのかは未だ不明です。

しかし、良質な記事を書き続けることではてなブックマークをたくさんもらえば、スマニュー砲の女神が微笑んでくれるかもしれません。

 

その日までこれからも地道に記事を更新していきたいと思います。

 

ではまた。