とある理系院生のブログ

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理系大学院生の僕が、就活や研究生活を通して得られたことや考えていることなどを記事にしていきます!

【必見!】就活でやってよかったこと ~大手化学メーカーに内定するために~

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みなさん、こんにちは。

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

就活では総合化学メーカー3社から内々定を頂きました。

詳しい自己紹介は以下の記事をご覧ください。 

chem-diary.hateblo.jp

 

さて今回は、一年間の就活を振り返ってみて「やってよかったこと」を記事にしたいと思います!

これから就活を迎える学生の参考になればと思います。

 

ぼくは就活中に色んな経験をしましたが、その中でも特に自分のためになった経験を紹介します。

詳しく書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

では早速、、、

個人的に、以下の5つのことをやってよかったと感じています。

 

 

 

 

研究・英語の勉強

就活 研究

研究が一番大事

やっぱり研究ですね~。

理系就活においては、研究が一番大事です!!

 

というのも、理系院生の就活においては

面接ではほとんどが研究の話

だからです。

 

・自分の研究を分かりやすく他人に説明できるか

・研究の課題や困難をどのように乗り越えたのか

などといったことを主に評価されます。

 

僕の内定した企業(総合化学メーカー)も、

最終面接ですら半分以上が研究の話でした。

 

企業のお偉い方々となかなかにハイレベルな研究の議論を交わす、みたいな。

 

志望動機それだけでいいの、、?

もっと深堀してよ。

って感じです。笑

 

本当に研究力を問われている気がしましたね。

 

そこで活きるのが、日々の研究に対する姿勢です。

日頃から研究に没頭していれば、面接の際の研究についての質問は楽しく感じるでしょう。

 

本気で研究と向き合っている人なら何も怖くありません。

正直雰囲気に慣れれば楽勝です!

雰囲気に慣れれば」。笑

 


それに加えて、個人的に英語の勉強が役に立ちました!

僕は化学メーカーのみを志望していたのですが、どの企業も英語力を重視していると感じました。

 

というのも、日本での市場が縮小傾向にあり、日系企業は海外市場に活路を見出しているからです(多分)。

すなわち、各社グローバル化が進んでおり、彼らはグローバル人材を欲しているのです!喉から手が出るほどに(笑)。

 

そこで、サークルにも所属しておらず何も武器を持っていなかった僕は必死で勉強してTOEIC800点を取りました。

 

そして、それを唯一の武器として就活戦線を戦い抜きました!

(TOEIC800点は、頑張れば達成できるレベルだと思います。)

 

一般的に言えるのかは分かりませんが、英語力があると書類選考は通りやすい気がします。

ESの書き方に個人差はあれど、その内容で差別化を図るのは難しいからです。

(みんなONE CARRERとかunistyleを見てESを書くから似るのは当然だよね。)

 

 *ONE CARRERはこちらから登録で500円もらえます。

* unistyleはこちらです。

どちらのサイトにも過去のESがたくさん載っていて、非常に有用ですので登録して損はないと思います。

 

ぼくは上記のようなサイトを見てESを書くことを決して否定はしません。

むしろぼくは大いに活用しておりました。

参考になるESが結構あります。

 

ただ、就活生はみんな同じものを見ているので、やはり差別化は難しいです。

なので、英語のスコアがあると魅力的な人材に見えるのではないでしょうか?

(少なくとも書面上は。)

 

ぼくの経験や先輩、友人の実績から考えて、TOEIC800点は結構有力な武器だったと思います。

書類はほとんど通っていました。

なので、特別な武器を何も持っていない人はTOEIC高得点を目指すことを強くお勧めします!

 

 

 

長期インターン

化学 インターン

これは、以下の二つの点で役に立ちました。

 

企業の雰囲気を知れる

一つ目は、企業の雰囲気を知れることです

 

長期インターンでは、企業の雰囲気を知り志望職種について理解を深めることができます。

そして理解を深めたことは、本選考で必ず役に立ちます。

他の就活生と差別化できるのです。

 

僕は本選考の面接において、10年後のビジョンなどを聞かれることがよくありました。

・どういう仕事に携わっていたいか?

・どのような人間になっていたいか?

などですね。

 

そのとき僕は、インターンでお世話になった先輩方(入社約10年目)のことを思い浮かべながら、鮮明にビジョンを伝えることができ、完璧な回答をすることができました。

 

このように、自身の将来に対する解像度を上げる意味でも、長期で企業に潜ることは貴重な経験になる思います。

 

 

実際に僕は冬季にふたつの長期インターンに行きました。

そしてなんと!

どちらも本選考では受けませんでした。笑 

 

内情を知って志望度が下がることも往々にしてあります。

僕はそれらの企業(どちらも大手化学メーカー)の長期インターンに行ってなければ、本選考も応募してしまい、消耗していたかもしれません。

 

インターンの段階で合わないと知れてよかったと感じてます。

それに加えて、業界研究を深めることができたので、その企業に似てる企業も受けることをやめました

この業界で働くのは嫌だなぁ。と感じてしまったんですね。

 

このように、インターンを通して自分の志向、適性などが分かるようになってくるので、機会があれば絶対に参加すべきだと思います。

 

就活仲間を作れる

そして長期インターンに行くべきもう一つの理由が、就活仲間を作れることです。

 

将来も同じ業界に行くであろう人たちなので、良好な関係を築いて損はないと思います。

 

特に二週間のインターンでは、間に土日を挟むのでその日に一緒に遊びに行ったりして交友を深めました。

インターンに行くなら二週間以上を強くおすすめします!

 

就活という人生の大事な時期を共に過ごし、悩みを相談したりすることは良い経験だったと思います。

 

インターンが終わっても連絡を取り合い、選考情報を交換したりできるので、心の支えになります。


ちなみに、インターン生だけ別枠で有利に早期選考が進んだりすることもあります。

インターンへの参加が実質的な内定に繋がるくらい効力を発揮することもあります。

僕の友人も何人かそのルートで内々定をもらっていました。

 

しかし僕は、そんなことは全く望んでいませんでした。

個人的には、特別ルートで内定もらってもなぁ。という考えでした。

 

本選考までに研究や自己分析などを仕上げることの方が大事です。

 

 

 

徹底的な自己分析

自己分析 メモ帳

これができてる人は強い。最強です。

その理由は、面接において、面接官が一番知りたいこと(= 自分のこと)を深く知れるからです。

 

就活の面接において面接官が一番知りたいのは、この学生がどんな人なのか、うちで活躍できそうかどうか、という点です。

 

そこで面接官のために、私はこんな人間ですよ~と自分のことを詳しく教えてあげるのです!

 

私はこんな強みがあってそれはこの経験で培われて、現在はこの活動に活かしているのでこの強みは将来も御社で活かせますよ~と。

分かりやすく、ちょい盛りで(笑)


僕は最初自己分析を正直ばかにしてた。

就活ごっこなんてくそくらえと思っていた。

だけどやっぱり自己分析は大事でしたね。ちょ~大事!

 

その重要性に気づかせてくれたのが、「メモの魔力」という本です。

これは本当に良書だと思います。

ぼくは就活中、常に持ち歩き何度も読み返しました

 

自分の人生とは何か、深く考えるいい機会になります。

自己分析について何から始めたらいいか分からないという人は、とりあえずこの本を読んでください。

 

すべてが変わります。

本気で読めば人生が変わります。

 

僕が大手メーカーに内定できたのもこの本のおかげであると言っても過言ではありません。

迷っている暇があるならとりあえず読んでみましょう!

そして徹底的な自己分析をして、自分が何者なのかを見極めると良いです!

 

それが結果として、「面接力」の向上につながります。

 

 

 

文系の友達と就活対策

就活 文系

僕は理系の就活仲間だけでなく、文系の友人と就活トークをすることでかなり有意義な就活にすることができたと思っています。

文系の友達の影響で、視野がかなり広がりましたね。

 

はっきり言って、文系の就活はかなり大変そうでした。

 

なぜなら、彼らは自身の専攻が志望業界につながることは稀だからです。

なので、一から志望業界を考えなければならない。

 

 

ぼくのような理系の人は、自身の専攻がそのまま志望業界につながることが多いです。

僕も化学専攻だから化学業界を志望してた。

 

一方で文系の人は業界が決まっていません

そこで彼らが何を考え、どの業界を志望しているかの思考プロセスを知ることは非常に刺激的でした!

 

彼らは自身の「数年後の市場価値」というのを強く意識している点が印象的で、我々理系院生にはない視点だな~と。

 

ぼくはとにかく目の前の実験に必死で、化学が好きだから化学メーカーに行きたい

それだけの志望理由だったことが恥ずかしくなるくらいに、彼らは自身の将来について深く考えていました。


それから僕は文系の就活仲間の影響を受けて、自分が将来どうありたいか、を考えるようになりました。

 

そして面白いことに、それが頻繁に面接で聞かれるんです!

・将来はうちの会社で何をしたいですか? 

・どのようなキャリアプランを考えていますか?

みたいな感じです。

 

そして自分が化学メーカーでどのような人生を創っていきたいかを語ると、面接官の穏やかな表情が見られ、手応えばっちりでした(笑)。

文系の友人に感謝ですね。


文系の就活ガチ勢と一緒に就活戦線を戦い抜くことで、自分の就活力が上がります!間違いなく。

 

多めにエントリー

就活 履歴書

僕は多めにエントリーすることで精神的な安定を得ることができました。

就活後半になると、自分の持ち札が少なくなってくることがあると思います。

僕はそれを危惧して、最初から20社以上エントリーシートを提出しました(自分の周囲ではかなり多い方)。

 

そしてそれらの面接をこなしていくことで、面接に慣れていきます。

慣れると間違いなく面接力は上がっていきます!

面接は慣れです、間違いなく。

 

というのも、自分の研究内容について面接官が聞いてくることはほぼ同じだと気付くからです。

企業側の人間からの視点が分かってくるんですね。

 

なので数回技術面接をこなせば、ほぼ完全に対策できると思います。

面接は「企業に合うか合わないか」で決まるなどということはありません。

「いかに数をこなして慣れたか」であると思います。

 

面接は、とにかく慣れることが一番大事です。

そして次第に自信をつけていく。

それしかありません。

 

冷静に考えて、自分の研究のことは自分が一番詳しいはずなので、慣れればこっちのもんです、まじで。

 

以下の記事にも書きましたが、志望業界を絞りすぎずに視野を広く持って、場数をこなしていくことが成功の秘訣だと思っています。
chem-diary.hateblo.jp

 

 

 


とまぁ、今回長々とかきましたが、とにかく理系院生の就活で一番大事なのはやはり研究の話

これだけは間違いないですね!

 

日頃から就活の一環だと思いながら全力で研究に励みましょう!

 

この記事が理系院生の就活に役に立てば幸いです。

ではまた。 

 

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 @takecha11

はじめに

大学院生であるぼくが、一年間の就活を通して感じたことを共有したり、日々の研究室生活で考えていることなどを記録したいと思い、ブログをはじめました。

 

自分が実際に体験した出来事をもとに、様々なことを書いていくつもりです。

就活や大学院生活をリアルに発信していきたいと思います!

 

これから地道にコツコツと更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします!!

 

Twitterもやっていますので、お気軽にフォローよろしくお願いします!

@takecha11

理系は就活と研究どっちを優先すべきか? ~就活を優先すべき理由~

研究と就活の両立


ご無沙汰しております。理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

詳しい自己紹介は以下の記事をご覧ください。

chem-diary.hateblo.jp

 

研究で忙しく、なかなか更新できておりませんでしたが、久々の投稿です!

 

まとまった時間を取り、考えを整理しながらブログを書くのはなかなか良いものですね。

今後も地道に習慣付けていきたいと思います!

 

 

さて今日は、「研究と就活、どちらを優先すべきか問題」について切り込んでいきたいと思います!

 

就活を控えている理系院生はこの葛藤に苦しむ人も多いのではないでしょうか?

 

この問題に対して僕は、「どちらも頑張りましょう」なんてぬるいことは言いません。

 

実験の合間でESを書いたりしましょう?

そんな片手間で質の高いESは書けません。

 

僕の個人的な考えでは、

どちらも頑張っていたらどちらも成し遂げられない

とさえ考えています。

 

 

僕の考えを、ズバリ言います。

僕は圧倒的に「就活を優先すべき」だと考えています。

 

 

僕がそう考える理由は、主に以下の三つです。

 

 

 

 

就活は自分の人生、自分以外助けてくれない

就活 人生

就活は人生の大事な分岐点


これが一番大きな理由ですね。

就活は人生で最も大事な分岐点であると思います。

今後のキャリアの一歩目を踏み出す際に、深く考えずに就職先を決めるのは非常にもったいない! 

 

それに、極端な話、研究って最終的には何とかなりますよね。笑

(本当は良くないことですけど、先輩や教員が何とかしてくれます、修士までは。)

 

一方で、就活は、自分以外誰も助けてくれないんですね。

自分がやるしかない。

先輩が代わりに面接に行ってはくれないんですよ。

教授はESの書き方すら知らない

 

だから、自分が主体的に情報を集めて、徹底的にやるしかない。

 

研究とは違って、すべてが自分次第なんですね。

就活は、やった分だけ良い結果が得られます。

決して手を抜かずに頑張りましょう! 

 

就活は人生における最大の投資

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「就活とは人生の投資!」(『インベスターZ』第5巻credit.36より)

これ、聞いたことありませんか?

僕が大好きな漫画で出てきた名言の一つです。

 

自分が生涯年収3億円稼ぐとして、その労働力という資本をどこに投資するのか

大事だと思いませんか?

徹底的に深く考え抜くべきだと僕は思います。

 

今後数十年間の人生を捧げる会社を決めるのにインターンなどに行かずして数か月で決めちゃっていいの?と思います。

 

今後40年の人生が大きく変わります

 

転職を視野に入れているとしても、ファーストキャリアをどう踏み出すかはかなり大事です。

 

色んな角度から会社を知りましょう。

 

そして広く社会を知りましょう。

 

 

 

就活に全力で励むことで、社会人になって辛い時に踏ん張れる!

将来の支え


私たちはいずれ社会人になります。

そして世の中の理不尽なことに直面することでしょう。

 

就活で頑張った経験がある人は、そのときに逃げ出さずに踏ん張ることができます。

自分が決めた道だからもう少し頑張ってみよう、と思えますよね。

 

逆に、適当に就活して入社してしまうと、すぐに会社を辞めてしまう場合が多いのではないでしょうか。

そして転職先でも評価されずにまた転職を繰り返す、、、悪循環です。

 

それを防ぐためにも、新卒時に全力で就活に励むべきであります。

 

もちろん、現段階ではどの会社が良いのかなんて誰にも分かりません。

全力で取り組んでも入社後に合わなくて辞める人もいると思います。

自分に合うか合わないかは入ってみないと分かりませんし、その会社が今後どうなるのかも誰にも分かりません。

 

とはいえ、自分なりに自己分析をして、どの会社が自分に合うのかを必死に考え抜いたり、付け焼刃の会計知識で必死に財務分析をしたりして企業を選ぶ経験は、きっと後々役に立ってくると思います。

 

この経験こそが宝だと僕は考えます。

 

その大事な経験とともに、社会人の一歩目を踏み出すイメージですね。

 

将来きっとあなたを支えてくれると思います。

 

 

~まとめ~

  

以上の理由から、就活生にとっては、就活を全力ですることが何よりも大切です。

 

「理系は1社推薦で受けてあとは2,3社だけ保険として受けておけばいい」

という人もいましたが、本当にそれでよいのか、と僕は思いました。

 

研究を言い訳にして就活から逃げてはいけません。

そうやって後悔している友人を何人か見てきました。

 

とにかく就活に全力を尽くすべき

繰り返しになりますが、これが僕の考えです。

 

それは冷静に考えると分かるはずです。

研究をいくら頑張って論文を書いてもそれで飯を食っていくわけではありませんよね。

 

もちろん研究で成果を出すことで自己肯定感が増大して、幸せになれるとは思います。

 

しかし、研究ばかりするせいで就活を疎かにして、今後数十年間過ごすであろう企業を適当に決めるのは怖くありませんか。

 

数年の研究と、数十年の社会人生活、どちらが自分にとって重要でしょうか。

大局観を持って考えれば、おのずと答えが導かれるはずです。

 

僕は以前の記事(以下参照)で、研究をしっかりやっていれば就活は大体うまくいくと述べました。

chem-diary.hateblo.jp

今でもそれは間違いないと思っています。

なぜなら、技術職の場合は面接のほとんどが研究の話だから。

 

ただ、あくまでもそれは就活以外の時間でするべきものであると考えています。

就活始める前とか、就活終わった後とか。

その期間中は全力で研究することが就活対策にもなります

もちろん僕もそうしてきました。

 

しかし、就活期間中に就活を放り投げてでも研究に勤しむことは絶対にお勧めしません。

 

とにかく、研究ももちろん大事ですが、就活をやるときはやる!という感じでメリハリをつけて、

後悔のないように全力で就活に励むべき

だと僕は思います。

 

 

僕は数年後に自分の就活を振り返って、どう考えるでしょうか。

その時になってみないと分かりません。

 

ただ、今の段階では満足しています。

その証拠に今このようにいけしゃあしゃあとブログで語っています。笑

  

最後に、僕の好きな言葉を紹介します。

 

「顧みて 恥じることない 足跡を」

 

この言葉を胸に、今日も一歩ずつ前進していきたいと思います!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

ではまた。

 

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研究がつらい中で生き抜くためのたった一つの考え方 ~研究生活で考えたこと~

 

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研究がつらい、、、

 

こんにちは、理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

 

研究で忙しいなかで日々精一杯生きています。

最近は研究でメンタルがやられることも少なくなってきました。

 

詳しい自己紹介は以下の記事をご覧ください。
chem-diary.hateblo.jp

 

 

今回の記事は、

研究生活でつらいときはどうすれば良いか

ということについて、現役大学院生であるぼくが考察した記事です。

 

 

ぼく自身も、今までの研究生活の中でつらいときがたくさんありました。

研究をやめてしまいたくなるほどでした。

帰宅して泣いてしまっていた日々もありました。

 

そんな中で、自分が潰れないようにするためにはどうすべきか?

長い間考え続けてきました。

 

そしてぼくはひとつの大事な考え方を得ることができたので、紹介します。

 

それは、「人生のポートフォリオ多角化する」という考え方です。

 

 

 

 

 

 

人生のポートフォリオ多角化する!

ポートフォリオ

 

 

ポートフォリオってなに?

 

かなり簡単に言うと、経済用語で「構成内容」という意味です。

 

人生のポートフォリオ多角化するというのは、人生の選択肢を増やすという意味でもありますね。

 

 

就活での気付き

 

ぼくは一時期、研究を離れて就活に専念していた時期がありました。

そして就活で大小さまざまな化学メーカーを対象に企業研究をしているときに、ある一つのことに気付いたんです。

 

それは、一般的に安定していると言われている企業は

「事業の多角化」に成功しているんです。

 

そしてそのような企業は就活生からの人気が高い。

逆に、一つの事業頼みの企業は業績のブレが大きく、就活生としても不安が残るわけです。

 

 

すなわち僕は、就活での企業研究を通して

「事業の多角化」と「安定性」との関係に気付いたんです。

 

 

企業の安定性と人生の安定性

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でもそれって企業の話でしょ?

 

企業が事業の多角化をすると安定する理由は様々ですが、大きな要因は、一つの事業で赤字を出しても他の事業でカバーできるからです。

  

化学メーカーの具体例でいうと、石油化学事業の採算が悪くても機能性化学品事業で補う、みたいな感じです。

よくある話ですよね。笑

 

つまり、複数の事業で収益を確保しておくことでリスクを分散させることができるので、安定した業績を実現できるんですね。

 

 

そこでぼくは、

「それって自分の研究室生活においても同じことが言えるな」と気付きました。

 

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研究でつらいときは、大体が外部環境によるものなので、自分でコントロールできませんよね。

 

それゆえ、人生で研究しか選択肢がないと、安定化できないのです。

 

 

研究がつらいのであれば他のことで楽しめばいいじゃないか、ということに気付いたんです。

 

大事なことは、リスクを分散させるために自分の人生を多角化するということです。

 

 

 

 

具体例

具体的にどうすれば?

交友関係の多角化

 

研究でうまくいかなくて教授に詰められて落ち込むことがあります。

そこで意識すべきは、人間関係は研究室内だけじゃないということです。

自分が思うより世界は広いということを頭に入れましょう。

 

研究室にこもって実験ばかりしていると、間違いなく視野が狭くなります。

毎日同じような実験をして、同じように論文を読んで、シャワーを浴びているときでさえ研究のことを考えていますよね。

 

ぼくもその気持ちはよく分かりますが、頑張って視野を広げることが大事です。

 

なぜなら、見えている世界が狭すぎると、そこで追い込まれてしまったら逃げ場がなくなってしまうからです。

 

 

ぼくは具体的に、高校の同期などに会うようにしてました。

そこで昔の話などをしているうちに元気が出てきます。

 

また、他の研究室の友人と話したりもしました。

他の研究室の事情を知ることで、つらいのは自分だけじゃないと分かり、やる気が出てきます。

 

また、たまには家族に相談するのも良いと思います。

何があっても自分を受け入れてくれる場所があることは大きな心の支えです。

 

 

とにかく、研究室というコミュニティはかなりせまくて特殊な環境だということに気付くべきです。

 

その考えを持てば、研究室でつらくてもやっていけるはずです。

 

 

最悪、そこで居場所がなくなっても他の人たちと過ごせばいいんです!

あなたを受け入れてくれる環境はどこかにきっとある。

気楽に生きましょう。

 

 

研究熱心な学生こそ、四六時中研究のことを考えてしまい、追い込まれてしまうケースを見てきました。

難しいかもしれませんが、視野を広く持つことが大事だということですね。

 

 

趣味の多角化

 

研究以外の何かに没頭することも効果的です。

 

研究がうまくいかないからと言って週末も関連する論文を読んで過ごしたりするのはおすすめできません。

よっぽどの研究オタクでない限り、いつか潰れてしまいます

 

 

ぼくの場合は、休日は視野を広げる意味で読書をしていますが、かなりおすすめです。

小説を読んだりビジネス書を読んだりしています。

本を読むことで視野が広がり、自分の見ている世界の狭さや特殊さに気付くんです。

 

他にも、定期的にジムに行って筋トレに取り組んでいます。

研究で進捗がない時でも、筋トレをすれば必ず目に見えて成長を実感できます。

ほんとによく頑張ってるなぁ、と鏡越しに自分を褒めてあげることで自己肯定感を高めています。笑

 

 

研究がつらくなったときのために、研究以外でも楽しめる何かを持っておくと人生が豊かになります。

 

 

学びの多角化

 

ご存じの通り、世の中には無数に学問が存在します

 

ぼくは、新たな学問との出会いで自分の可能性を広げられると思っています。

 

その理由は、複数の学問のかけ合わせで新たな発想が生まれることがあるからです。

 

スティーブ・ジョブズの名言にもありますよね。

「Connecting The Dots・点と点をつなげ」

複数の領域を組み合わせることで、彼のような創造的なイノベーションが生まれるのだとぼくは考えています。

 

研究で行き詰まったら、他の学問に興じてみるのもアリということですね!

 

そして興味が出れば徹底的に勉強して、その分野で就職を考えたりすることも大いにアリだと思います。

 

ぼくの友人でも化学と全く関係ない業界の大手企業に就職する人も何人かいます。

化学がつらくなっても他に選択肢は色々あるので、気楽にいきましょう。 

 

 

 

 

まとめ

 

というわけで、今回の話をまとめると、研究でつらいときは

人生のポートフォリオ多角化する

ということでした!

 

 

研究にせよ、仕事にせよ、精神的に余裕がない人は良い成果は出せません。

 

心にゆとりを持つためにも、人生の選択肢を増やしましょう。

「化学でダメなら他のことを極めればいいや」くらいの感覚でいいと思います。

 

一番ダメなのは、研究がつらいときに逃げ場がなくて潰れてしまうことです。

 

 

充実した研究生活を送るためにも、人生のポートフォリオ多角化することを意識してみましょう。

 

 

それではまた。

 

 

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@takecha11

 

 

 

カフェでの考察

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朝のカフェで本を読む。

 

となりのおばちゃんの笑い声が店内に響いている。

 

ぼくが読んでいるのは、投資信託についての本だ。

 

おばちゃんは同世代の人たちとまだ笑っている。

 

ぼくは最近、将来に向けての資産形成について考えている。

 

本を読みながら、実際にiPhoneの計算機を取り、シミュレーションをしてみた。

年利2%の投信に毎月5万円を積み立てるとすると、30年後には2400万円を超える。

現金で保有していると、シンプルに考えて5万円×12ヶ月×30年=1800万だ。

 

その差は600万円。 

 

投信積立のメリットはかなり大きい。

 

資産形成においては、若いうちからコツコツと積み重ねるのが成功の秘訣だと感じる。

 

何事もコツコツと積み重ねるのが大事である。

 

思えば大学受験の時もコツコツと努力を重ねて合格を勝ち取った。

就活でも毎日コツコツと面接練習を重ねて複数内定をもらえた。

 

そう。

「コツコツが勝つコツ」である。

 

ブログ運営においても同じことが言えようか。

 

【実例あり】理系大学院生のインターン面接攻略法 ~パート2~

どうも、こんにちは!

理系大学院生のたけし(@takecha11)です。

詳しい自己紹介は以下の記事をご覧ください!

chem-diary.hateblo.jp

 

さて今回は、前回に引き続き技術系のインターン面接について記事を書いていきたいと思います。

 

前回の記事(パート1)はこちらです!
chem-diary.hateblo.jp

 

 

インターンシップ面接は、本選考前に面接慣れできるという点で非常に大事です。

面接慣れすることで、本選考でも最初から焦らずに面接に臨むことができます。

 

しかし、ただ面接を受けて合否に一喜一憂しているだけでは成長しません。

 

自分がなぜ合格できたのか、または、なぜ落ちたのか。

それを深く考えて次に活かすことが何よりも大事であります。

 

この記事を通して、ぼくのインターン面接に対する考え方をお伝えできればと思います。

 

それでは、以下の三つの質問に対する回答と、回答を考える際のポイントを紹介します!

 

 

 

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面接風景

なぜうちの会社か?

これは自分が大学で取り組んでいる研究と関連付けると説得力が増します。

無理やりでも構わないです。絶対どこかで繋げられるはず。

 

繋げやすいのが、環境系です。

僕の考えでは、最近はほとんどの化学メーカーが環境問題に敏感になっているので、そこを突くのが効果的だと思います。

 

~例えば~

有機合成研究室での新規反応開発を通して、環境負荷を考えるようになった。

御社の樹脂コンパウンド事業は、自動車の軽量化ニーズに応えるなどして環境負荷を低減させている点に魅力を感じた。そこで今まで私が培ってきた有機化学の知識を活かして、御社の一員として環境問題解決に尽力したい。

みたいな感じです。

 

ここで、厳しい面接官なら

「他の会社も環境負荷低減に貢献してますよね?」

という質問が飛んでくるかもしれない。恐ろしい質問です。

(僕の経験ではインターン面接であまり深堀はされなかった、たまに聞かれた程度。)

 

それを聞かれたら、事前に詳しく調べていたその事業の強み(他社との比較)などを述べて、そこに興味を抱いた、などと言えば良いと思います。

 

インターン面接においては、志望動機について論理の一貫性などはおそらくあまり関係ないです。

自分の経験上、志望動機の回答がしどろもどろになっても合格したケースが何回かありました。

面接では、自信と熱意を持って一生懸命に伝えているか、が一番大事です。

 

 

ちなみにインターンや本選考で、自分の研究内容と全く違うからやめておこう、などと考えて応募しないのはもったいないです。

 

以下の記事にも書いてある通り、化学専攻だからといって化学メーカーに絞りすぎるのも良くないです。

chem-diary.hateblo.jp

 

たしかに理系院生にとっては、自分の専門領域とかけ離れていると「なぜこの会社なのか」について考えるのが難しくなります。

しかし、自分の研究とどこかで共通点があるはずなので、それを見つける努力をしましょう。

そして恐れずにガンガン応募しましょう。

 

研究について

研究内容

研究内容については、小学生にも分かるように説明しましょう。

これは大げさに言っているのではありません。

本当にそのくらいのレベルで話す方が評価されると思います。

 

なぜなら、面接を担当する人事の方は文系だからです。

技術系だとしても、あなたの研究についてはド素人です。全く分かりません。

 

それなのに相手のレベルに合わせずに一方的に話しても全く伝わらず、評価されません。 

 

しっかり評価してもらえるように、相手のレベルに合わせて研究内容をわかりやすくかみ砕いて説明する必要があります。

 

文系の相手に、「こちらの分子ではホールと電子が再結合する際に励起状態ができて~」とか言っても相手は理解できません。眠くなるだけです。

 

面接官からすると、「この学生は色々熱く語ってるけど、結局どういう研究なんだ、、?」

という感じになってしまいます。

 

つまりここで評価されているのは、

素人にも分かるようにかみ砕いて研究を説明できる能力です。

すなわち、相手の目線に立って適切なコミュニケーションができるか、ということですね。

 

理系にとってのコミュ力とはこういうところで試されます。

 

真面目で成績が良いけど就活でうまくいってない人は、大体ここで躓いてしまいます。

 

研究内容を細かく完璧に伝えようとするんですね。

学会発表のように。

 

しかし面接は学会発表ではありません

評価軸が完全に異なるのです。

 

その事実をしっかりと受け止めて、

完璧ではないけど素人にも理解しやすい説明

を心掛けましょう!

 

そして相手が技術系の社員であれば、研究に深く突っ込まれることがあります。

そのときに、かなり深く踏み込んで説明すれば高評価が得られると思います。

インターン面接では深堀はあまりない。本選考は必ず技術面接がある。)

 

このように回答のレベルを使い分けることで、

相手によって説明を使い分けられる優秀な人材

であることをアピールできます!

 

 

研究で苦労したこと

面接官が文系の場合、必ずと言っていいほど「研究で苦労したこと」を聞かれます。

ぼくの体感では、8割くらい聞かれました。

 

面接官の人事は文系なので、あまり研究内容に興味はありません。

それよりも、研究に取り組む際の姿勢などを知りたがります。

研究に取り組む姿勢を通してその人のパーソナリティを判断しようとしてるんですね。

 

回答としては、単に困難を乗りこえた自慢をしてもあまり評価は高くないと思います。

 

~例えば~

どうしても合成できなかった化合物を、自分で論文を読んだり徹夜で実験したりすることで合成に成功しました。

みたいな。

 

これでは普通の回答になってしまいます。

回答のコツとして、ぼくは他人との関わりを加えることが大事であると思います。

 

~例えば~

どうしても合成できなかった化合物を、先輩と相談して様々な合成法を試したり、隣の研究室に協力を仰いだりすることで合成に成功しました。

みたいな感じです。

 

このように、ぼくは研究に関する質問でも、他人との関わりをアピールすることが重要であると考えています。

 

その理由は、入社後は他人と関わり合う必要があるからです。

いくら個の能力が高くても一人で仕事はできないのです。

 

なのでぼくは面接において、必ず他人との関わりを加えることを意識していました。

そして以下の記事にあるように、本選考において面接は9割合格することができました。
chem-diary.hateblo.jp

 

研究についての質問に対しても、ぜひ「他人と協力して困難を乗り越えた経験」を意識してみてください。

合格率がアップすると思います!

 

趣味について

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趣味を教えていただけますか?

趣味については、アクティブな趣味にした方が良いです。

 

その理由は、自己管理ができていることを分かりやすくアピールできるからです。

 

ぼくの経験上、理系院生は研究で忙しいのでどうしても視野が狭くなってしまいます。

さらに、運動する機会も極端に減ります。

 

すなわち、気付かぬうちに心身ともに狭い空間に閉じこもっているんです。

 

そこで、研究室に引きこもっているだけではなく、定期的に運動することでストレス解消できてる、ということを伝えるのが効果的です。

 

そうすることで、しっかりとセルフマネジメントができる人材であることをアピールできるんです。

 

ちなみに、ある化学メーカーの人事も運動系の趣味の方が好印象だと言っていました。

 

趣味の話でも、多少話を盛ってもかまわないと思います。笑

 

ちなみにぼくは面接では本当の趣味を言ってはいませんでした

 

ぼくの場合、家に帰ってだらだらとyoutubeを見たりするのが好きですが、そんな趣味は面接で言ったことがないです。

 

もちろんyoutubeの話からどうにか自己PRができれば問題ないですが、それは結構難しいです。

僕の場合は本当にだらだら見てるだけなのでアピールすることはないんです。笑

 

なのでぼくは以下のtweetにもあるように、運動系の趣味をしていると伝えていました。

 (本当は全然していない)

 

 

その理由は、運動系の趣味ならそれだけで魅力的に映ると考えたからです。

 

週一でスポーツをしている人は健康的に見えると思います。

恐らく他人との関わりもあるでしょうし、メンタルも安定しているように映ります。

 

趣味については各人の戦略にもよりますが、一般的にはアクティブ系の趣味がうけが良いと思います。

 

どんな趣味でも良いですが、とにかく自己PRにつなげるべきです。

繋げやすいのが、運動系の趣味ということですね!

 

実際に面接で趣味を聞かれたときは、面接官に自分自身の強みや価値観が伝わるように

「何を考えてどのような行動をとっているか」

を具体的に話せると、合格率が上がると思います!

 

 

 

以上をまとめると、

 

・なぜうちの会社なのか

   自分の研究とつなげると説得力が増す

 

・研究内容について

   小学生にも分かるように説明する

   他人との関わりを意識する

 

・趣味などの私生活について

   アクティブな趣味で自己PRにつなげる

 

という内容でした!

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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【実例あり】理系大学院生のインターン面接攻略法 ~パート1~

はいどうも、こんにちは!

20卒化学メーカー内定者のたけし(@takecha11)です。

Twitterの方もフォローよろしくお願いします!

 

今回は、インターン面接では何を伝えれば良いのか」というお悩みに対して記事を書いていきたいと思います!

 

 

そろそろインターンの時期ですね。

僕は、インターンは就活において一番大事なイベントであると考えています。

その理由は、入社後のミスマッチを防ぐことができるからです。

 

それゆえ、気になる企業があればインターンに参加してみることをお勧めします!

ぼく自身も、大小さまざまな化学メーカーのインターン合計10回以上参加しました!

 

 

それでは、インターン面接攻略法について書いていきたいと思います!

とりあえず定番の質問二つに対する回答&考え方を伝えていきたいと思います!

 

 

定番質問は以下の二つです!必ず聞かれる項目ですね。

 

 

 

自己紹介

これは、必ず冒頭で聞かれます。

質問というよりは緊張をほぐすためのアイスブレイク的な感じでしょうか。

しかし、決して気を抜いてはいけません。笑

 

質問の雰囲気としては、企業によりますが、大体は「では初めに、軽く自己紹介をお願いします。」的な感じです。

 

一見簡単そうに見えますよね?

しかしこれが、面接に慣れていないと本当に緊張するんです!

 

基本的に自己紹介は、以下の構成で行うと良いです。

出身大学+名前+研究の紹介+軽い自己PR

 

出身大学+名前

「〇〇大学大学院〇〇研究科〇〇専攻の(名前)と申します。」これでOKです。

ここで大事なのは、中身より声量です。声は大きすぎるくらいに元気よく!

ちょっと口角あげ気味で!

 

研究の紹介

これは必ず自己紹介に加えたい項目です。

その理由は、研究熱心なことをアピールするためです。

 

研究開発職のインターン(or本選考)であれば、必ず研究紹介は入れましょう。

僕の感覚では、「サークルの副部長」などの輝かしい経歴(?)よりも研究内容を優先して伝えるべきだと思います。

 (事務系職種の場合は全く分かりませんが。)

 

研究成果が出ていないとか関係ないです。自信を持って、はきはきと喋ることが一番大事!

注意すべきは、相手は素人だということ。

どこまでかみ砕いて説明すればいいのかは、正直かなり難しいです。

 

経験を重ねるとその感覚がつかめてきますが、最初のうちは練習あるのみです。

色んな人相手に練習を重ねましょう!できれば文系相手に。人事は文系だから!

 

軽い自己PR

時間が許す限り、これも加えたいです。

その理由は、面接を通してこれを言えずに不完全燃焼で終わる可能性があるからです。

もったいない!

 

僕の経験上、化学メーカー技術職では面接を通して自己PRを聞かれない場合もありました。

(特にインターン面接は時間が短いことが多いからその傾向が強い)

 

その場合、冒頭でただの自己紹介(大学+名前+研究の話)をするだけでは不完全燃焼に終わってしまいます。(せっかく自己PR準備したのに、、、泣

なので、ここでできるだけ軽く自己PRも伝えたいです。

 

しかし、自己主張強すぎも良くないのでほどほどに。

長々と自己PRをするのは低評価になってしまいますので気を付けましょう。

こいつ話が長いなぁ。と思われたら負けです。ほどほどにしましょう。

 

TPOに応じた的確なコミュニケーションというのは、やっぱり難しいですよね。

日頃から意識することで本番でも感覚がつかめると思います。

 

基本的に、どのくらいの尺で喋ればよいのかは面接経験を重ねると分かってきます。

しかし最初のうち(インターン選考とか)は全くつかめないので、友人と面接練習をしてフィードバックを受けると良いです。

 

就活にプライドなんかいらないですマジで。

 

 

ちなみに僕は、自己PRでは粘り強さを主張していました(インターンも本選考も)。

化学メーカー技術職では粘り強さが求められると考えていたからです。

 

 

まぁ、他に必要なスキルがあればそれに合わせてアピールすれば良いと思いますが、基本的に「粘り強さ」は鉄板であると思っています。

 

 

ここでは他人と被るとか気にしない方が良い。

こんなところで差別化を図ろうとしても悪目立ちするだけ

 

 

志望動機

インターンの志望動機はかなり難しいですよね。

 

本選考なら入社の意思を熱心に伝えれば良いですが(そんなに甘くはないが)、インターンは「なんとなく参加したい」というのが本音でしょう。とりあえず就活の雰囲気感じたい、的な。

 

しかしそれを正直に伝えてしまうと受からないです。

インターンの場合でも、志望動機では必ず入社意欲を伝えましょう。

ただ単に、「化学メーカーで就業体験をしてみたいです!」とか言うのは絶対ダメ!

 

その理由は、受け入れ企業は慈善団体ではないからです。

 

僕の考えでは、向こうもインターン採用において何かしらの目標値が設定されているのだろうと予想していました。

インターン参加者の本選考応募率や、内定率などです。

 

なぜなら、インターンを開催するのに莫大なお金がかかるからです。それは冷静に考えてみたら分かると思います。

繰り返し言いますが、企業は慈善団体ではありません。

彼らの利益にならないことは一切やりません。

 

これは就活中ずっと頭に入れておいてほしい考えですね。

 

 

そして企業にとっては、入社意欲のない人を一週間とかインターンに受け入れてしまったら、かなり痛手です。

面接官は上司に怒られちゃうかもしれない。

 

なので面接においては、面接官に自分を合格にする理由を与えてあげるために、必ず入社したい意思を見せることが大事。

 

 

インターン面接において入社意欲を演出するために僕が実践していたのは、主に二つあります。

 

 

〇〇の事業に興味がある

まずは、「どの事業に興味を持っているのか」を伝えていました。

そのために、面接前にある一つの事業についてかなり深く調べました。

 

その理由は、一つの事業についてかなり詳しいと、しっかりと企業研究をしているイメージを与えられるからです。

 

例えば、日本のある文化遺産についてかなり詳しい人がいたとします。

これは明治時代にこういう時代背景から誰々が設立して~みたいな。

めっちゃ好きでおれ毎年行ってるんだよね。みたいな。

 

その人なんとなく歴史全般得意そうだな、と錯覚しませんか?

そんなイメージです。ただの錯覚ですが、効果抜群です。

 

 

そして面接官からすると、「深く企業研究をしている=入社意欲が強い」ということになるので、インターン合格にぐっと近づくんです。

 

ここで大事なのが、深く調べるのは一つだけで良いということです。

 

それ以外の事業についてはノータッチ(or軽くタッチくらい?)で良いと思います。コスパ重視で。

 

自分の興味があるならとことん調べれば良いですが、一つについてかなり詳しくなるだけで、「しっかり企業研究をしている就活生」であると錯覚させることができます。

 

興味ある事業については、「広く浅く」より「狭く深く」がポイントということです。

 

 

現場を知り、入社後に必要な能力を把握したい

これも入社意欲を見せるためです。嘘でも良いからとりあえず言っておくのが定石。

 

~例えば~

御社は海外売上高が〇〇%で、グローバルに働きたいと考えている自分にとって魅力的。インターンを通して実際の働き方を体感し、入社後にグローバルに活躍するために必要とされる能力を把握し、成長の指針を得たい。

みたいな感じです。

 

そのように伝えることで、「将来うちで活躍してくれるかもしれない」と思わせることができると思います。

 

それはすなわち、面接官にとってインターン参加者の本選考内定率」期待値が大きくなることであります。

なので結果として、高い評価が得られます!

 

とにかく御社大好きアピールをすることが大事ですね!

 

 

 

繰り返しになりますが、「面接官に自分を合格にする理由を与える」ことを意識しましょう!

 

 

以上、長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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次回は ~パート2~ を記事にするつもりです!

ではまた。